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中尊寺・角館 桜を巡る旅 [2004/4/28〜29]



仙台からバスで北上しながら、桜の名所を巡るツアーに参加しました。
しかし、盛岡に至るまで途中で立ち寄った桜の名所は全て葉桜。全滅状態でした。
良かったのは、岩手県平泉 天台宗東北大本山の中尊寺で拝観した金色堂だけでした。
眩いばかりに金箔の押された金色堂に圧倒され、これを見られただけでよかったと思った1日目でした。
金色堂は撮影禁止ですし、このような状況でしたので、1日目は写真を撮りませんでした。珍しい!?

盛岡で1泊して、翌早朝に雫石のプリンスホテルに立ち寄りました。
今日は天気が良く、雫石ゴルフ場越しに山頂に雪が少し残っている岩手山がよく見えています。
その雫石を後にして、まずは田沢湖に立ち寄り、その後角館に向かいました。
角館に着くと、ちょうどソメイヨシノが満開で駐車場から良く見えます。
約400本のソメイヨシノが2kmほど続く桧木内川の堤、遠くまで桜並木が続き、実に見事です。
その桧木内川の河川敷では、地元の方々もお花見に興じていました。
一方、武家屋敷の方はシダレザクラで、あちらこちらで屋敷の塀越しに見ることができます。
街外れの臨時駐車場の近くにも、見事なシダレザクラが見られました。
ここからは角館古城山城跡(古城山公園)が良く見えるのですが、山を桜が覆い隠していました。
この後、一路、仙台に戻り、仙台城跡(青葉城跡)に立ち寄ったのち、バスを降りて帰路につきました。



中尊寺・角館 桜を巡る旅
インデックス


岩手山

岩手山は、奥羽山脈北部にある二つの外輪山からなる標高2,038mの成層火山です。
東の盛岡側から見る姿は富士山のように長い裾野を引く整った形で、「表岩手」と呼ばれます。
南の雫石町や北の八幡平市松尾方面からは、外輪山が凹凸をなし、「裏岩手」と呼ばれます。
岩手県の最高峰で、日本百名山に選定されており、県のシンボルの一つとなっています。

 

朝早く、雫石プリンスホテルに到着しました。ここからは岩手山が良く見えていました。
雫石からなので、山頂付近が凸凹した「裏岩手」と呼ばれる方ですが、そんなに凸凹は大きくないですね。
アップで見ると、山頂近くには雪がかなり残っているようです。
手前に見えているのは、雫石ゴルフ場のクラブハウスで、ここでは岩手山を見ながらプレーできるようです。

 

角館から仙台に向かう途中、国道46号線からの岩手山です。
ちょうど昼の12時頃ですが、朝ほど透明度が良くないので、霞んでしまっています。
ただ、雪に太陽が反射して、残雪の様子は朝より良く分かります。

角館 桧木内川提の桜並木

桧木内川(ひのきないがわ)は、秋田県を流れる一級河川で、雄物川水系玉川の支流になります。
この桧木内川の堤に、約400本のソメイヨシノが2kmに渡って続いています。
これは、1934年(昭和9年)に、桧木内川左岸堤防築堤と皇太子明仁親王の生誕を祝して植えられたものです。
この桜並木が、1975年(昭和50年)2月18日に国の名勝に指定されました。

 

この日は天気も良く、絶好のお花見日和でしたので、多くの地元の方々も花見に興じていました。
そこに観光客も加わって、河川敷は大賑わいとなっていました。
提の両側にソメイヨシノが植えられているので、桜のトンネルとなり、そこを散策する方も多かったです。

 

ただ、場所によって賑わいに差があり、桜並木駐車場より下流側が人気スポットになっているようです。
その差は歴然で、左の上流側と、右の下流側を撮った写真を見れば一目瞭然ですね。

角館 武家屋敷とシダレザクラ

角館武家屋敷は、城下町だった頃の侍屋敷である旧家が建ち並んだ区域です。
「みちのくの小京都」と呼ばれ、、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
角館は、1656年に芦名氏が断絶し、その後、佐竹氏が廃藩までの200年間統治しました。
その佐竹家の2代目義明の妻が輿入れの際、京都三条西家から持ってきた嫁入り道具、
その中に桜の苗木が3本入っていたそうで、それが今日のシダレザクラの元となったそうです。
現在、450本ほどシダレザクラがあるそうですが、その内162本が国の天然記念物に指定されています。
シダレザクラの寿命は、ソメイヨシノの数倍とされ、桜の巨木にはシダレザクラも多いです。
有名なものには、三春滝桜(樹齢1000年とも)がありますね。

 

武家屋敷の黒塀越しにシダレザクラが枝を垂れ、多くの花を付けていました。
シダレザクラの花の色には、淡いピンクと濃い目のピンクがあるようで、色のコントラストもきれいです。
そのようなシダレザクラが、武家屋敷に沿って多数見られますが、1本、駐車場脇に離れて咲いていました。



その駐車場からは、山肌を桜が覆い隠している古城山が良く見えていました。
古城山は標高160mで、古城山公園(角館古城山城跡)として整備されているようです。
時間の関係で、登ることはできませんでしたが、山頂からは東西南北の景色が良く見えるそうです。



話は変わりますが、武家屋敷を散策中、雅楽を演奏しながら行進している一団と遭遇しました。
雅楽演奏を角館町伝承館中庭で行うことを伝えるために、デモンストレーションしていたようです。
武家屋敷の並ぶ中、この衣装で雅楽を演奏しながらの行進は、ベストマッチでした。

その他 立ち寄った所

角館に行く前に、田沢湖に立ち寄ったのですが、桜を見ている時間はなく、そそくさと後にしました。
そのわずかな時間にトイレに行ったのですが、途中で見かけたのが飲水思源像です。
そして、角館の桜を満喫した後、最後に立ち寄ったのが、仙台城跡(青葉城跡)です。
伊達政宗騎馬像や昭忠碑を見て、帰路につきました。



田沢湖畔の飲水思源(いんすいしげん)像です。
田沢湖と台湾の澄清湖が姉妹湖提携した記念に台湾から贈られものだそうで、
飲水思源は「水を飲む者は、その源に思いを致せ」という中国の故事成句の一つだそうです。

 

仙台城跡(青葉城跡)は、仙台市街の西に位置する伊達政宗騎馬像がある観光名所です。
この像の前では記念撮影する方が多いそうですが、像が高いため、かなり離れないと一緒に写せません。
その近くに、「昭忠碑(しょうちゅうひ)」があります。鷹か鷲だと思ったのですが、鵄(トビ)だそうです。
1902年に建てられた西南戦争や日清戦争戦没者の慰霊碑で、20mほどの石塔の上にあります。
この鵄は、幅が6.7m、重さ17.5tもあり、東日本大震災で落下、破損してしまったそうです。
現在は、損傷部分は修復されて、台座であった石塔の手前に設置されているとのこと。









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