高砂神社(10/10〜11) |
荒井神社、小松原三社大神社、米田天神社(体育の日の前々日、前日) |
曽根天満宮(10/13〜14) |
大塩天満宮(10/14〜15) |
生石神社(10月第3土曜日、日曜日) |
大塩天満宮
インデックス |
大塩天満宮 火渡り法要
歳旦祭・大護摩祈願祭 2010/1/1
大塩天満宮で正月には、歳旦祭・大護摩祈願祭が行われます。
そのメインイベントの1つが『火渡り法要』です。 正式名は柴燈大護摩供法要で、無病息災、罪障消滅を願い、赤い炭火の上を素足で渡る行事です。 境内の護摩壇に点火し、願い事が書かれた護摩木が投げ込まれ、20分ほどで燃え尽きて崩れ落ちます。 この崩れた燃え殻を太い竹の棒で砕いて広げ、火渡り用に敷き詰めます。 この燃え殻の上を最初に山伏や宮司らが裸足で渡り、その後、参詣者も裸足で同じように渡ります。 以下は、その様子を順を追って撮影したものです。 丸太を井桁に組んで、その周りを生の針葉樹の枝で囲った護摩壇に火を入れます(左端の写真)。 内部で火が勢いを増すと、生の針葉樹の枝から猛烈な煙が出て、辺りを覆い尽くします(中央の写真)。 火が勢いを増すにつれ、煙は少なくなり、真っ赤な炎が見え始めます(右端の写真)。 周りを囲った生の針葉樹が燃え尽きると、煙はほとんどでなくなり、全体が真っ赤な炎で包まれます。 炎が少し鎮まるまで、山伏たちがほら貝を吹き鳴らし、般若心経を唱えていました(左側の写真)。 炎が少し鎮まると、護摩壇に願い事が書かれた護摩木が投げ込まれます(右側の写真)。 護摩壇が崩れ落ち、炎がほとんど見られなくなったところで、火渡りの準備が行われます(左側の写真)。 そして、最初に山伏が敷かれた炭火の上を裸足で火渡りを行います(右側の写真)。 その次に渡るのは、大塩天満宮の宮司さんで、ここまでは例年決まっている順番のようです(左側の写真)。 その後は、老若男女を問わず、参詣者が次々と裸足で渡って行きます(右側の写真)。 斯く言う私ですが、真っ赤な炭火の上に乗っかる勇気がなくて断念しました。 一応、乗っても火傷をしないようになっているのは知っているのですが、目の前で見るとちょっとね。 |
大塩天満宮 秋季例大祭
大塩天満宮の秋季例大祭は、毎年、10月14日(宵宮)と15日(本宮)に行われます。
この秋季例大祭には、6つの氏子から6台の黒漆の神輿屋台が見や入りして見られます。 両日とも、各屋台による練りだしと練り合わせが行われます。 また、8つの氏子から8頭の毛獅子(兵庫県重要無形民俗文化財)が出ます。 鎌倉時代から続くとされ、五穀豊穣への感謝や地区の安泰を願って舞が奉納されます。 大太鼓と横笛にあわせて豪壮な「道中舞」や「奉納舞」が演じられ、 中でも数人が組んで獅子頭を高く差し上げて行う「道中舞」は、祭りを盛り上げます。 宵宮では夕方の6時から、本宮では午後2時頃から奉納舞と道中舞が行われます。 また、本宮では午前10時から一ツ物神事と御面掛神事が行われます。 本宮 2023/10/15
<宮本丁の屋台> <東之丁の屋台> <中之丁の屋台> 大塩天満宮の近くに行く用事があったので、ついでに本宮をちらっと見てきました。 着いたとき、境内に3台の屋台が入り、少し離れて止まっていました(上段の写真)。 場所を変えて撮影を始めると3台が動き始めました。人でいっぱいの狭い境内の中を動いていきます。 始めは、少し離れてお互いにヨーイャサの掛け声とともに激しく担ぎ上げていました。 <練り合わせ> その後、3台の屋台は寄り集まってきて、練り合わせが始まりました。 3台の屋台が寄り集まったまま、境内の中を右や左へと動き回り、人もそれに合わせて移動します。 人でごった返している境内を出ると、台の上に毛獅子が8頭並べられていました。 各々個性があり、顔が異なるのはもちろんですが、毛の色も黒や茶色と各々異なります。 本宮なので、この後、午後2時頃から「道中舞」や「奉納舞」が演じられるのでしょう。 この毛獅子の前で、入れ代わり立ち代わり記念撮影をしている方が多かったです。 残念ながら、時間がなくて毛獅子の舞は見られませんが、屋台の練り合わせが見られて満足です。 |