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神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 四季の野草



相模原市の自宅近くを流れている境川、そこへの道すがらや境川で撮影した、季節を彩る野草です。

< トピック >

今回、新たに見かけた下記の野草を追加しました。
ブラシノキ、ツタ

また、下記の紅葉した写真も追加しました。
ドウダンツツジ、ニシキギ



ここでは、被子植物はAPG III体系で、その他は従来の体系で掲載しています。
<春>
アブラナ目
アブラナ科(オオアラセイトウ[ムラサキハナナ])
キンポウゲ目
キンポウゲ科(クレマチス)
マツムシソウ目
スイカズラ科(オオデマリ)
ミズキ目
ミズキ科(ハンカチノキ)
 
<夏>
キジカクシ目
アヤメ科(ハナショウブ)
キントラノオ目
オトギリソウ科(タイリンキンシバイ)
クスノキ目
ロウバイ科(ナツロウバイ)
ツツジ目
ツバキ科(ナツツバキ)
マツムシソウ目
スイカズラ科(スイカズラ)
マメ目
マメ科(ネムノキ、ミヤコグサ)
ミズキ目
アジサイ科(アジサイ)
 
<秋>
キク目
キク科(コウテイダリア)
ナデシコ目
タデ科(ヒメツルソバ)
バラ目
バラ科(ジュウガツザクラ、フユザクラ)
 
<冬>
ツツジ目
ツツジ科(ドウダンツツジ)
ニシキギ目
ニシキギ科(ニシキギ)
ブドウ目
ブドウ科(ツタ)
フトモモ目
フトモモ科(ブラシノキ)
ムクロジ目
ムクロジ科(イロハモミジ、オオモミジ)
 
<大温室>
ヤマノイモ目
ヤマノイモ科(タッカ・シャントリエリ)
ナデシコ目
サボテン科(サンカクサボテン[ドラゴンフルーツ])
キントラノオ目
トウダイグサ科(ベニヒモノキ)
シソ目
キツネノマゴ科(ベンガルヤハズカズラ)
四季の野草
和名インデックス


神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 春の野草

オオアラセイトウ(Orychophragmus violaceus)
<アブラナ目・アブラナ科・オオアラセイトウ属>

アブラナ科・オオアラセイトウ属の越年草で、中国原産の帰化植物。
中国東部に分布し、特に東北部や華北地区に多い。ヨーロッパ南部にも見られる。
江戸時代に栽培品種として入ってきたものが野生化して広がったとみられる。
別名として、ショカッサイ(中国の呼び名で諸葛孔明と関係しているようです)やムラサキハナナを持つ。
草丈は20〜80cmで、茎は直立して、基部で分枝する。また、上部での分枝もしばしば起きる。
根生葉はロゼット状にならず、葉柄は長さ2〜8pで、羽状に深裂する。
長裂片は基部は心形で、長さ2〜10cmと大きく、側裂片は1〜6対で長さ3cm前後。
上部の葉は長さ2〜10cmで、基部は茎を抱き、全縁か粗い不規則な歯牙状。
花期は3月〜5月で、茎先に総状花序を付け、薄紫色の花を多数付ける。
花は直径20〜30mmの4弁花で、開花時は濃紫色であるが、花期の終わり頃には色が薄くなる。
萼片も4個あり、長さ10mm前後で、花と同じ薄紫色。直立して、基部は袋状。
オシベは6個で、花糸は白く、葯は線形で黄色く、外に反り返る。メシベの柱頭は淡黄色。
果実は狭い線形の長角果で、長さは10cm前後になる。4個の稜が目立つ。

2010/4/4
神奈川県立相模原公園の一角にオオアラセイトウ(ムラサキハナナ)が一面に咲く場所があります。
木立に囲まれたそれほど広くはない所ですが、一面を紫に染め上げていました。



オオアラセイトウの花

     .

多摩川の河川敷で見かけたオオアラセイトウの花の写真です。
アップで見ると、淡紫色〜赤紫色のグラデーションがきれいですね。


クレマチス(Clematis)
<キンポウゲ目・キンポウゲ科・キンポウゲ亜科・センニンソウ属>

2005/6/4

   
  2007/5/13(八重咲き)           2007/5/13(一重咲き)          2006/6/24(チューリップ咲き)

キンポウゲ科センニンソウ属の多年草で、花が大きく観賞価値の高い品種の総称。
クレマチスの原種は約300種類存在するされ、日本を含め北半球に広く分布している。
花には花弁はなく、花弁のように見えるのは萼で、原種は花も小さく、花色も限定される。
果実は先端に鞭状の突起があり、その表面に多数の綿毛が付く。
葉は3出複葉か2回3出複葉で、つる性のものでは葉柄が他のものに絡んで茎が固定される。
日本産の原種としては、ボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、カザグルマ等がある。
それらの中でもカザグルマのように大柄で平開する花が観賞用として、喜ばれる。
現在、人工交配などによって2000種を超える品種が作出されている。
花の形には、一重咲き、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、釣鐘型などがある。

2010/4/4
相模原市立麻溝公園の水の広場を取り巻くように、いろいろな変わり種クレマチスが植えられています。
更に、そこを起点に公園を囲む柵に沿って、ぐるりと公園の周りに植えられています。
クレマチスには、春咲き、夏・秋咲き、冬咲き、四季咲きがあり、長期にわたって楽しめます。

ここで見られるクレマチスの品種に関しては、こちらをご覧ください。


日本産のセンニンソウ属

       .
ボタンヅル                 センニンソウ                ハンショウヅル

日本産のセンニンソウ属3種の写真です。カザグルマは見たことがないので、写真はありません。
ボタンヅルとセンニンソウはよく似ていますが、オシベと比べて萼片が長いのがセンニンソウです。
ハンショウヅルは、釣鐘型の花で、萼片の外部は暗紅紫色で金属光沢があります。


オオデマリ(Viburnum plicatum var. plicatum)
<マツムシソウ目・スイカズラ科・ガマズミ属>
 


スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、日本の自生種。
日本原産のヤブデマリの園芸品種が本種である。
ヤブデマリは、花序の周辺部のみに装飾花を付けるが、花序の花全てが装飾花となったもの。
樹高は1〜3mで、株立ちとなる。成長が早く、枝を横に広く張り出す。
葉は対生し、葉身は長さ7〜16cmの広楕円形で、先が尖り、葉縁には鋸歯がある。
葉脈の部分が凹んで、くっきりとした凹凸が出来る。また、秋には美しく紅葉する。
花期は5月〜6月で、直径20〜30mmの花を、直径10cm程の球状に付ける。
花色は白色が多いが、淡紅紫色の品種もある。
なお、装飾花はオシベ、メシベとも退化し、両性花がないので、結実はしない。

2011/5/6
相模原市立麻溝公園 水の広場から樹林広場の方に入って直ぐの所にあるハンカチノキの側で咲いていました。
同じような白花を球状に付けるコデマリに比べると、かなり大振りです。

ハンカチノキ(Davidia involucrata)
<ミズキ目・ミズキ科・ヌマミズキ亜科・ハンカチノキ属>
 



ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木で、中国の四川省・雲南省付近が原産地。 樹高は、
葉は互生し、幅の広い卵形で、縁には粗い鋸歯がある。
花期は月〜月で、ハナミズキのような頭状花序になり、2枚の総包片に囲まれる。
この総包片は最初は黄緑色であるが、だんだんと大きくなって白くなる。
この大きさの異なる2枚の白い総包片を、ハンカチに見立てたのが和名の由来。
この総包片の基部にあるのが、多数の雄花と1個の雌花で、花弁はない。
この2枚の総包片は、必ず太陽と花の間にあって、花を太陽の紫外線から守っている。
花後にはラグビーボールのような果実ができ、秋には熟して、縞模様のある堅果になる。
この中には、一回り小さな核があり、表面の縞模様に沿うように溝があり、非常に硬い。

2011/5/6
相模原市立麻溝公園 水の広場から樹林広場の方に入って直ぐの所に、大きなハンカチノキがあります。
ハンカチノキは知っていましたが、実物はここで初めて見ました。
ハナミズキやヤマボウシと同じミズキ科の仲間で、総包片が2枚に減って、大きくなった感じです。
そのため、花の見た目がかなり異なりますが、果実も全く異なります。

 
2014/11/24
ハンカチノキの果実です。濃褐色の縞模様があり、非常に硬いとのこと。
残念ながら、実物を触ったことがないので、どれくらい硬いかは不明です。

 
2018/6/8
ハンカチノキの未熟な果実です。この時期でも淡緑色の縞模様が確認できます。

 

   
2018/11/18
ハンカチノキの下で見つけた果実と種子です。果実には縞模様というより筋状の凹凸が見られます。
種子は、おそらく1昨年に落果したものと思われ、腐敗してボロボロの果皮が付いていました。
その果皮などをブラシで掻き落としたものが写真の種子で、深い筋状の凹凸があります。
果実の果皮は乾燥して硬くなっていますが、押さえるとブヨブヨとしています。
核果の方は、梅や桃の仁と同じように、硬い殻に守られているようで、ちょっとやそっとでは割れません。
下段中央の写真が、核果の果柄が付いていた側で、右端の写真がその反対側になります。


ミズキ科の花と果実

       .
       .
       .
<ハンカチノキ>              <ヤマボウシ>               <ハナミズキ>

ミズキ科の花3種です。ハナミズキヤマボウシは、ミズキ亜科ヤマボウシ属の落葉高木です。
ハンカチノキのみ、ヌマミズキ亜科ハンカチノキ属の落葉高木です。
ハナミズキは、分かりやすいように赤い総苞片のものを選びましたが、白い品種もあります。
ハナミズキとヤマボウシは、同じ属なので、総苞片の数や花の形も似ています。
しかし、ハナミズキの果実は個々の果実が分かれて赤く熟するのに対し、ヤマボウシは集合果になります。
また、ヤマボウシの果実は生食可能ですが、ハナミズキの果実は果実酒に使う程度です。
属の異なるハンカチノキは、総苞片が2個と少なく、他の2種が上向きに咲くのに対して、下向きに咲きます。
花も、他の2種が、小花が総苞片の中心に多数球状に集まって付くのに対して、
ハンカチノキは、総苞片の中心に1個の雌花と多数の雄花が集まって付きます。
果実の形状も他の2種とはかなり異なります。食用にもなりません。





神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 夏の野草

ハナショウブ(Iris ensata var. ensata)
<キジカクシ目・アヤメ科・アヤメ属>
   
<佐野の渡>                 <鶴鵲楼>                  <大紫> .

アヤメ科アヤメ属の多年草で、ノハナショウブ(Iris ensata var. spontanea)の園芸種である。
アヤメ類の総称としてハナショウブをアヤメと呼ぶことも多い。
花色は、白、桃、紫、青、黄など多彩で、絞りや覆輪などとの組み合わせで無数の品種がある。
国内のものは概ね、江戸系、伊勢系、肥後系、長井系(長井古種)の4系統に分けられる。
アメリカなど海外でも育種が進んでいて、外国系の品種も出回っている。

<江戸系> 旗本松平定朝(菖翁)は60年間に300品種近くを作出し、「花菖培養録」を残した。
ハナショウブ栽培は、菖翁以前と以後に区切られ、江戸で完成された品種群が日本の品種群の基礎である。


<伊勢系> 三重県松阪市を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群である。
伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に品種改良され、昭和27年に三重県指定天然記念物となった。


<肥後系> 熊本県を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群である。
肥後熊本藩主細川斉護が、藩士を菖翁に弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもの。
現在も門外不出であるが、大正時代に外部に流出してしまい、現在では各地で見られる。


<長井系(長井古種)> 山形県長井市で栽培されてきた、上記の三系統いずれにも属さない品種群である。
江戸後期からの品種改良の影響を受けていない、江戸中期以前の原種に近いものとされている。
現在、34品種が確認され、そのうち13品種は長井市指定天然記念物である。


2017/6/2
神奈川県立相模原公園の水無月園には、花菖蒲田があり、多くのハナショウブが咲き乱れます。
ここで見られるハナショウブの品種に関しては、こちらをご覧ください。

タイリンキンシバイ(Hypericum patulum cv. Hidcote)
<キントラノオ目・オトギリソウ科・オトギリソウ属>

オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉低木で、キンシバイの園芸品種。
樹高は60〜100cmほどで、葉はキンシバイより大きく、長さ4〜8cmの狭楕円形で、全縁。
また、葉の付き方もキンシバイが2列対生なのに対し、本種は十字対生になる。
花期は5月〜7月で、キンシバイに良く似ているが、花が直径8pほどと大きく、花弁の黄色みが強い。
また、本種の花は平開するが、キンシバイはそこまで大きく開かない。

2008/6/7
相模原市立麻溝公園の樹林広場の近くで、タイリンキンシバイが大きな花を咲かせていました。
オトギリソウ属の花はよく見かけますが、花数が多いビヨウヤナギが多い気がします。


オトギリソウ属の比較

キンシバイ タイリンキンシバイ ビヨウヤナギ

花は直径5cm程
花弁は丸みがある
あまり大きく開かないので重なる

花は直径8cm程
花弁は丸みがある
大きく平開するため、重ならない

花は直径8cm程
花弁は細長いくさび型
大きく平開するため、重ならない

花弁とオシベの長さは大差ない
多数のオシベは、5群に分かれている

花弁が大きい分、オシベは短く見える
多数のオシベは、5群に分かれている

オシベは長くて、カールしている
多数のオシベは、5群に分かれている

葉は、2列対生

葉は、十字対生

葉は、十字対生

ナツロウバイ(Sinocalycanthus chinensis)
<クスノキ目・ロウバイ科・ナツロウバイ属>
 

   
ロウバイ科ナツロウバイ属の落葉低木で、中国浙江省が原産地。
耐寒性、耐暑性があり、庭木や公園の植栽などに使用される。
樹高は1〜3mほどで、株立ちする。葉は光沢がある楕円形で、先が尖り、全縁。
花期は5月〜6月で、枝先に直径6〜7cmの花を下向き加減に付ける。
外花被片は淡紅紫色の縁取りのある白色で、内花被片は黄色の斑八重咲きになる。
葉は、秋には黄葉する。

2017/6/2
神奈川県立相模原公園水無月園の奥にある花菖蒲田。
どうしても華やかなハナショウブに目が行ってしまいますが、その畔でひっそりと花を付けていました。
既に花のピークは過ぎているようで、花被片が散ったものが多かったです。
その奥の方に、昨年の枯れた果実がいくつかぶら下がっていました。
花の形は淡黄色で半透明のロウバイの花とは全く異なりますが、果実の形はロウバイとそっくりです。



ロウバイ科の花

       .

       .
  <ロウバイ>               <ソシンロウバイ>             <ナツロウバイ> .

ロウバイとソシンロウバイは、ロウバイ属の落葉低木で、ナツロウバイはナツロウバイ属の落葉低木です。
ソシンロウバイは、ロウバイの栽培品種で、花が大きく、花の中心まで黄色い点が異なります。
ソシンロウバイの花の直径は20o程で、ロウバイはそれよりも一回り小さい。
なお、ロウバイ(蝋梅)は、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のように見えることが名前の由来。
ナツロウバイは、ロウバイなどに比べると花の直径が6〜7cmと大きく、花被片に透明感はありません。
ただ、果実の見た目は、3種とも似たような形状をしています。


ナツツバキ(Stewartia pseudocamellia)
<ツツジ目・ツバキ科・ナツツバキ連・ナツツバキ属>

ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木で、在来種。
日本では、本州の宮城県以西から四国、九州に分布している。海外では、朝鮮半島に分布している。
樹高は10〜20mになり、樹皮は帯紅色を帯び、表面はなめらかである。
葉は長さ10p程の楕円形で、先が尖る。ツバキの葉とは異なり、薄くて光沢がない。
花期は6月〜7月で、花は直径5pほど。白い花弁は5個で、花弁の縁には細かい鋸歯がある。
オシベの花糸や葯はは黄色。朝に開花し、夕方には落花する1日花である。
刮ハは直径15oほどで、先の尖った卵形。秋に熟すと、先が5裂する。

2009/6/13
神奈川県立相模原公園水無月園の花菖蒲田。その脇でナツツバキが白い花を付けていました。
ハナショウブと比較すると地味な花なので、気に留める人はあまりいませんでした。

スイカズラ(Lonicera japonica)
<マツムシソウ目・スイカズラ科・スイカズラ属>

スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本で、自生種。
日本では、北海道から本州、四国、九州まで全国に分布する。
日本以外では、東アジア一帯に分布し、欧米では観賞用に移入され、野生化している。
花は、ツボミの時は先の丸まった象の牙のような形をしている。
開花すると、筒状の花弁が先の方で上下の唇状に分かれ、さらに上唇は浅く4裂する。
特徴的なのが、花色で、開花当初の花弁は白いが、時間と共に黄色くなる。
スイカズラの名は、「吸い葛」と書き、花を口にくわえて蜜を吸うことに由来する。
英名の「honeysuckle」も同じ発想から付けられたものである。
スイカズラの蕾は「金銀花」、秋から冬にかけての茎葉は忍冬(ニンドウ)いう生薬、また、漢方薬として利用さる。
この金銀花は、白と黄色の花色から、忍冬は、常緑で冬場を耐え忍ぶ事から付けられた名前とのこと。
なお、ニンドウはスイカズラの別名で、金銀花は異名になっている。

2007/6/10
相模原市立麻溝公園の樹林広場の近くで、スイカズラがたくさんの花を付けていました。
異名の金銀花の名が示すように、開花直後の白い花と時間の経った黄色い花が入り混じっています。
 
ネムノキ(Albizia julibrissin Durazz.)
<マメ目・マメ科・ネムノキ亜科・ネムノキ連・ネムノキ属>


ネムノキ科の落葉高木で、日本の在来種で、本州から四国、九州に分布する。
海外では、朝鮮半島から中国に分布する。
樹高は10m程度にまで成長する。葉は互生し、2回羽状複葉で数十cmになる。
6月〜7月に、小枝の先端に淡紅色の花を数十個からなる花序を付け、夕方に開花する。
花は、花糸の長いオシベを多数付け、中程から先が紅色の房のようになる。

2018/6/8
相模原市立麻溝公園 水の広場脇の花壇で見かけました。
咲き始めたばかりのようで、多くはツボミでしたが、幾つか開花していました。
 
ミヤコグサ(Lotus japonicus)
<マメ目・マメ科・マメ亜科・ミヤコグサ連・ミヤコグサ属>
 
マメ科ミヤコグサ属の多年草で、在来種。道端から海岸沿いまで、日当たりの良い背の低い草原などに多い。
日本では北海道から本州、四国、九州、南西諸島に分布する。海外ではインド以東の東アジアに広く分布する。
なお、元来は史前帰化植物で、ムギ類の栽培に付随して持ち込まれたと推測されている。
茎は根元で分枝して、地を這い、15〜35cmに伸びて、横に広がる。
葉は奇数羽状複葉で、5個の小葉からなるが、2枚は基部にあって托葉のように見える。
花期は5月〜6月で、葉腋から花茎を立ち上げ、その先に1〜4個の蝶形花を固まって付ける。
その花の基部には3個の総苞があり、その形は普通の葉と同じ形状をしている。
萼は筒状で、先は裂ける。黄色い花は長さ10〜15mmで、2個の竜骨弁は合着して筒状。
豆果は長さ20〜35oほどの円柱形で、熟すと2裂してねじれ、黒い種子を弾き飛ばす。
和名は、京都で特によく見られたことに由来する。

2018/6/8
神奈川県立相模原公園水無月園から相模原市立麻溝公園へ向かう途中、水無月園を出て直ぐの所で見かけました。
小さな花ですが、花色が黄色で、たくさんの花を付けるので、かなり目立ちます。
 
アジサイ(Hydrangea macrophylla)
<ミズキ目・アジサイ科・アジサイ属・アジサイ節・アジサイ亜節>
   
    <アジサイ>              <ガクアジサイ>               <ヤマアジサイ> .

 
    <アナベル>              <カシワバアジサイ> .

アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、日本原産のガクアジサイを原種とする栽培品種。
樹高は1〜2mで、葉は卵形で、光沢のある淡緑色。縁に鋸歯がある。
花期は5月〜7月で、花と言われているのは装飾花で、花弁に見えるのは萼である。
ガクアジサイでは、装飾花が花序の周辺に縁取るように並び、「額咲き」と呼ばれる。
その中央に小さい両性花が多数あり、花弁5個。オシベ10個とメシベ1個(花柱は3個)がある。
なお、装飾花では、花弁、オシベ、花柱の数が少なくなったり、開花しないものもある。
ガクアジサイの変種で、ほとんどが装飾花になり、花序が球形になったものは「手まり咲き」と呼ばれる。
中国を経由してヨーロッパに渡り、逆輸入されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。
アジサイは、根から吸収されるアルミニウムイオンの量によって花色が変わる。
土壌のpH(酸性度)が、酸性だとアルミニウムがイオン化され、花のアントシアニンと反応して青くなる。
アルカリ性だと、イオン化されないので、アジサイに吸収されることがないので、赤色のままになる。
1つの株でも、イオンの分布度合いによって吸収される量が異なるので、赤と青が混じることもある。
なお、品種によっては遺伝的な要因で、花が青くならないものもある。

2017/6/2
アジサイは、相模原市立麻溝公園 樹林広場を取り巻くようにいろいろな品種が植えられています。
また、芝生広場やフィールドアスレチックの外周にもアジサイがたくさん植えられています。
公園内には、約200種、7,400株のアジサイが植栽されているそうです。
ここで見られるアジサイの品種に関しては、こちらをご覧ください。




神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 秋の野草

コウテイダリア(Dahlia imperialis)
<キク目・キク科・キク亜科・ハルシャギク連・ダリア属>
 


キク科ダリア属の多年草で、メキシコ原産の帰化植物。
日本では、園芸用に多種多様な、花色、花容の品種が栽培されている。
ただ、メキシコの高原が原産地のため、高冷地である東北や北海道の方が良い花が咲く。
本種は、テイオウダリア、キダチダリアの別名を持ち、草丈が数メートルに達する超大型種。
花期は、11月中旬から12月中旬だが、霜が降りると花に大きなダメージを与える。

2014/11/24
神奈川県立相模原公園フランス式庭園の外れ、モニュメントの近くに高くそびえて咲いていました。
草丈が5m近くあるので、まさに見上げないと花を見ることができません。
ピンクの大きな花なのですが、草姿が大きすぎるので、花が小さく見えてしまいます。

ヒメツルソバ(Persicaria capitata)
<ナデシコ目・タデ科・タデ亜科・イヌタデ属>

タデ科イヌタデ属の多年草で、ヒマラヤ原産の帰化植物。
茎は地を這い、よく分枝して広がる。茎期は赤褐色で長い毛がある。
葉は長さ15〜35mmの卵形で先が尖り、表面には山形の暗紋がある。
花期は5月〜11月でであるが、真夏には花を付けない。
直径1cm前後のピンクの小花が球形に密集して付く。

2006/11/25
神奈川県立相模原公園フランス式庭園の外れ、モニュメントの近くの地面を赤く染めていました。
ときおり、ヒメツルソバが大きく広がっているのを見かけますが、紅葉しているのは初めて見ました。
紅葉するには、葉にグルコース(ブドウ糖)を蓄える必要があり、この場所は紅葉する条件が整っているのでしょう。

フユザクラ(Cerasus ×parvifolia 'Fuyu-zakura')
<バラ目・バラ科・モモ亜科・モモ連・スモモ属・サクラ亜属・サクラ節>
 


ヤマザクラとマメザクラの雑種で、開花は11月〜12月と4月の2度咲き。
花は中輪の一重咲きで、5花弁。花色は白色。
群馬県鬼石町の桜山公園は、本種が多数植えられているサクラの名所。

2014/11/24
神奈川県立相模原公園の芝生広場、その外れにフユザクラが植えられていました。
最初に気が付いた時には、まだ、若木であったこともあり、パラパラと花が付いている程度でした。
久しぶりに見に行くと、ずいぶんと大きくなり、花数も増えて、桜らしい姿になっていました。

ジュウガツザクラ(Cerasus × subhirtella cv. Autumnalis)
<バラ目・バラ科・モモ亜科・モモ連・スモモ属・サクラ亜属・サクラ節>
 

 
マメザクラとコヒガンザクラの雑種で、開花は10月頃から翌春まで断続的に咲く。
花は、小輪の八重咲きで、花弁は5〜18枚と一定していない。
晩秋に咲く花は、春に咲く花より小さく、花弁にねじれがある。
花は白色のものが多いが、淡い紅色、濃紅色などもある。

2014/11/24
神奈川県立相模原公園の芝生広場、その外れにフユザクラと共に植えられていました。
最初、本種とは気が付かず、後で、一回り小振りの八重の花、波打つ花弁から、本種と分かりました。
花弁の色も、白ではなく、淡いピンクを帯びた色合いで、遠目にもよく見ると違いが分かります。




神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 冬の野草

ドウダンツツジ(Enkianthus perulatus)
<ツツジ目・ツツジ科・ドウダンツツジ亜科・ドウダンツツジ属>
 
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
日本では、本州、四国、九州の温暖な岩山に自生するが、自生地は少ない。
寒冷地でも耐えるので、庭木としては全国で見られるが、寒冷地では少ない。
樹高は1〜3mほどで、葉は互生し、枝先に集まって輪生状になる。葉縁には細かい鋸歯がある。
なお、晩秋には真っ赤に紅葉する。
花期は4月〜5月で、枝先に白い壺形の花は数輪下垂して咲かせる。なお、紅色の品種もある。
花冠は、長さ8o前後で、先が5残裂する。オシベは10本ある。

2008/12/6
相模原市立麻溝公園とつなぐ陸橋を神奈川県立相模原公園側に降りたところで見かけました。
赤から黄色に変化するグラデーションとても奇麗でした。
周りにはオオモミジなどの紅葉する樹がありますが、それと引けを取りません。

 
2019/12/5
ドウダンツツジの大株が2つ並んでいたのですが、紅葉の仕方が異なっていました。
距離的には数mほどしか離れていませんが、陽当たりの加減で異なるのでしょうか。
奥の方は全体に赤く色づいていましたが、手前の方は黄葉が多く、先の方だけが紅葉していました。
ちなみに、黄葉が多い樹は、2008年に撮った樹と同じものです。


ドウダンツツジの花

     .

 
2018/4/3
自宅近くの民家の生け垣に使われていたドウダンツツジの花です。
5残裂した花冠から、メシベの花柱が少し顔をのぞかせています。
そして、壺形の花冠の奥にオシベの葯が花柱を取り巻くように付いています。


ニシキギ
<ニシキギ目・ニシキギ科・ニシキギ属>
 
2008/12/6                           2019/12/5 .
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布し、海外では中国、東南アジアに分布する。
若い枝では表皮を突き破って、2〜4枚のコルク質の翼が伸長する。
葉は対生して、長さ2〜7cmの長楕円形で先が尖る。葉縁には細かい鋸歯がある。
花期は5月〜6月で、本年枝の芽鱗痕の脇から集散花序を出し、淡緑色の花を数個付ける。
花序の柄は長さ1〜3cmで、花は直径6〜8oの4弁花。オシベは4個あり、メシベは1個。
果実はさく果で、10〜11月に熟すと裂開して、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が出てくる。
なお、葉は秋には美しく紅葉し、橙赤色の種子との二重奏になる。

2008/12/6 相模原市立麻溝公園と神奈川県立相模原公園をつなぐ陸橋を降りた所で見かけました。
上記のドウダンツツジの近くで、こちらは真っ赤な紅葉です。
2019/12/5 上記と同じニシキギですが、今年は赤というよりはエンジ色に近い紅葉でした。

ツタ(Parthenocissus tricuspidata)
<ブドウ目・ブドウ科・ツタ属>
 
ブドウ科ツタ属のつる性の落葉木本で、在来種。
北海道から本州、四国、九州と全国の山野に分布し、ツルは太いもので数cmになる。
葉には2種類あり、花の付く短枝の葉は大きく、長い葉柄がある。
花の付かない長枝の葉は、小さくて葉柄も短い。
短枝の先に集散花序を出し、直径5mmほどの黄緑色の5花弁の花を付ける。

2019/12/5
相模原市立麻溝公園と神奈川県立相模原公園をつなぐ陸橋、そこを降りた所で見かけたツタです。
樹に巻き付いたツタですが、きれいに紅葉した葉の一部が黄色で、そのグラデーションもきれいでした。

ブラシノキ(Callistemon speciosus)
<フトモモ目・フトモモ科・ブラシノキ属>

フトモモ科ブラシノキ属の常緑高木で、オーストラリア原産。
樹高は数mになり、枝先に10cm前後の穂状花序を付ける。
花期は5月〜6月で、開花後直ぐに花弁や萼は落ちてしまい、多数の雄しべが残る。
花糸は赤(または白)で、黄色い葯が付き、その様がブラシのように見えるのが名前の由来。
花後、果実が枝を取り巻くように付き、数年は残る。

2019/12/5
神奈川県立相模原公園にあるセンター広場の脇で、ブラシノキが赤い花を付けていました。
春に咲く花ですが、秋にも咲くことがあるようです。それでも、この花はかなり遅い開花です。

イロハモミジ(Acer palmatum)
<ムクロジ目・ムクロジ科・カエデ属>
 
ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、本州の福島県以南から四国、九州に分布する。
日本以外では、朝鮮半島から中国、台湾と東アジアに分布する。
日本では最もよく見られるカエデ属で、秋には黄褐色から紅色に紅葉する。
葉は対生し、掌状に5〜9深裂し、この裂片を「いろはにほへと……」と数えたことが和名の由来。
4〜5月頃、本年枝の先に暗赤色の花が垂れ下がってつく。雄花と両性花がある。
5個の暗紫色の萼片と、5個の黄緑色もしくは紫色を帯びる花弁を持つ。
果実は翼果で、10〜15mm程の翼があり、熟すと風で飛ばされる。

2006/11/25
相模原市立麻溝公園のセンター広場で見事な紅葉を見せていました。

オオモミジ(Acer amoenum Carr.)
<ムクロジ目・ムクロジ科・カエデ属>
 
ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、在来種。
日本では、北海道中部以南〜本州、四国、九州の太平洋側に分布する。海外では朝鮮半島に分布する。
樹高は10〜15mで、幹は灰褐色。滑らかで、古くなると樹皮が縦に浅く裂ける。
葉は対生し、葉柄は3〜5cmで、葉身は5〜12cm。掌状に5〜9裂し、細かな短鋸歯がある。
なお、葉の切れ込みはやや浅く、ヒロハモミジの別名があるが、変異があり深裂するものもある。
花期は4月〜5月。雌雄同株で、同じ花序に雄花と両性花が混じる。
複散房花序に数十個の花が付き、花の直径は4〜6mm。花弁は5個で、淡紅色から帯紅色。
オシベは8個で、萼片は暗紅色。翼果は葉の下に垂れ下がり、開いたV字型かU字型になる。

2014/11/24
相模原市立麻溝公園とつなぐ陸橋を神奈川県立相模原公園側に降りたところで見かけました。
イロハモミジとは異なり、黄色と赤の入り混じった源平になっていました。



モミジの見分け方

  ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジはよく似ているので、混同されていることが多い樹種です。
自然分布では、イロハモミジとオオモミジは太平洋側に、ヤマモミジは日本海側に多く自生します。
そして、葉の縁にある鋸歯が、イロハモミジとヤマモミジは鋸歯が二重になる重鋸歯になり、
オオモミジは一重の単鋸歯になる点が異なります。
また、果実の付き方にも違いがあり、イロハモミジは果実が最も小さく、その翼はほぼ水平に開きます。
そして、果実は葉の上側から、葉に覆いかぶさるように付く点が他の2種と異なります。
ヤマモミジとオオモミジは、翼が開いたV字型、U字型となり、果実は葉の下にぶら下がります。
なお、オオモミジはヤマモミジより果実が大きく、V字型よりU字型になる傾向が強いです。
紅葉に関しては、イロハモミジはよほど日当たりが悪くない限り、真っ赤に紅葉します。
一方、ヤマモミジとオオモミジは、紅葉、黄葉、源平(赤、黄、緑が混じる)と変異があります。




大温室の花

タッカ・シャントリエリ(Tacca chantrieri)
<ヤマノイモ目・ヤマノイモ科・タシロイモ属>

ヤマノイモ科タシロイモ属の多年草で、原産地は中国の雲南省から東南アジア。
和名は、クロバナタシロイモで、ブラックキャットやバットフラワーの名で流通している。
草丈は40〜80p程になり、根際から生える葉は広い披針形で、淡い緑色をしている。
花期は5月〜10月であるが、暖地では周年開花する。
花序は散形花序で、2〜12枚の花弁のような黒褐色の総苞片に包まれる。
長く伸びる髭のような糸状のものは、花の付かない花柄で不稔性花柄といわれている。
花は長い花柄の先に付く暗紫褐色の6弁花。

2006/11/25
花の形も色も、見るからに不気味な印象を受ける花です。
不稔性花柄を髭に見立てたのが「black cat」、総苞片を蝙蝠の翼に見立てたのが「bat flower」。
不気味さからか「devil flower」、直訳すれば悪魔の花の別名もあります。

サンカクサボテン(Hylocereus undatus)
<ナデシコ目・サボテン科・カクタス亜科・クジャクサボテン連・ヒモサボテン属>

サボテン科・ヒモサボテン属の多年草で、北米原産の帰化植物。
草丈は数mになり、自然界では気根を伸ばして木などに絡みついて立つ。
成長スピードが速く、1年間に1mも伸びる。
花期は5月〜11月で、夕方から夜にかけて咲き、翌朝にはしぼむ一日花。
花は直径25〜30cmの白花で、月下美人の花によく似ている。
ヒモサボテン属の果実は、ピタヤの名で知られ、ドラゴンフルーツはその1品種。
白い果肉のドラゴンフルーツは、メシベとオシベをくっ付けるだけの自家受粉で結実する。
しかし、その他のものは「自家不親和性」のため、他の品種の花粉を必要とする。

2006/11/25
果実の外観のみから品種までは断定できませんが、おそらく白肉種と思われます。
ホワイトドラゴン、ホワイトピタヤなどの商品名で販売される自家受粉可能な品種です。
ドラゴンフルーツの中では最大の生産量を誇る品種です。

話は変わりますが、月下美人も「自家不親和性」で、食用月下美人と人工授粉させれば結実可能とのこと。
果実は、ドラゴンフルーツと同様で、食用になるそうです。

ベニヒモノキ(Acalypha hispida)
<キントラノオ目・トウダイグサ科・エノキグサ亜科・エノキグサ連・エノキグサ属>

トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木で、インドネシア、マレーシア、ニューギニアなどが原産地。
樹高は2〜4mになり、葉は互生して長さ15〜20cmの広卵形で光沢があり、縁には鋸歯がある。
花期は6月〜10月で、枝の上部葉腋から長さ30〜50cmの紐状の赤い花穂を下垂させる。
花序は数mmの小花が密集したもので、花弁は退化してない。なお、白い花穂を付ける品種もある。
温室のような10℃以上を保てる所では、通年で花を咲かせる。

2006/11/25
見た目にインパクトがあり、赤い花穂が目立つので、熱帯植物園などの常連とのこと。
写真の木では花穂はそれほど長くありませんが、木が大きくなると花穂も伸びとのこと。
熱帯雨林の中で、長さ数十cmの赤い花穂を大量にぶら下げている姿は、どうでしょう。
きっと、目を引く存在であるに違いありません。

ベンガルヤハズカズラ(Thunbergia grandiflora)
<シソ目・キツネノマゴ科・ヤハズカズラ属>

キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性常緑多年草で、インドやバングラデシュに位置するベンガル地方が原産地。
成長が早く、蔓は10m以上になり、成長と共に木質化する。
葉は対生して、葉身は長さ10〜20cmの楕円形で、先が尖り、基部は心形。
葉には細かい毛が密生し、縁には粗い鋸歯がある。
花期は6月〜10月で、房状に垂れ下がる花序に、淡青紫色の花を次々と咲かせる。
なお、温室など5℃以上の温度を維持できれば、通年で開花する。
花冠は筒状で、先が5裂して平開し、直径は8p前後ある。花は1日花で、翌日には落ちる。
花の後にできる果実はさく果で、熟すと下部が裂開して種子が散布される。

2006/11/25
きれいな淡青紫色の大きな花で、見栄えがします。
温度が維持できない環境では、地上部は枯れてしまいますが、翌春にはまた芽を出します。
そして、晩秋まで猛烈な勢いで花を付けながら成長し続けるそうです。
1日花なので、場所を選ばないと毎日の維持管理が大変そうですね。










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