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神奈川県立相模原公園・相模原市立麻溝公園 四季折々の風景



自宅から比較的近い所に神奈川県立相模原公園、相模原市立麻溝公園があります。
神奈川県立相模原公園は、広い芝生広場があり、隣には水無月園(花菖蒲田)やフランス式庭園があります。
その庭園の両側にメタセコイアの並木があり、その突き当りに大温室があります。
その大温室から陸橋を渡った所が相模原市立麻溝公園で、多くの種類のクレマチスとアジサイが楽しめます。
限られた時期だけですが、四季折々の風景をご紹介したいと思います。
何かの参考にしていただければ幸いです。





神奈川県立相模原公園

神奈川県立相模原公園は、広くゆったりと作られた公園で、道路で3つに分断されています。
最も広いのは芝生広場のあるエリアで、その一角が紅葉の丘となっています。
その隣にメタセコイアの並木で囲われたフランス式庭園、その先に大温室があります。
フランス式庭園の反対側の隣には自然林が残されたこもれびの森があります。
芝生広場から水無月橋を渡った所が水無月園で、花菖蒲の頃に賑わいます。
水無月園の下、坂を下った所にあるのがせせらぎの園で、元フィッシングパークだったところです。
そのため、園内は道保川から引き込んだ水が流れる池がメインになっています。



神奈川県立相模原公園の春


2010/4/4
神奈川県立相模原公園の一角にムラサキハナナ(オオアラセイトウ)が一面に咲く場所があります。
木立に囲まれたそれほど広くはない所ですが、一面を紫に染め上げていました。



神奈川県立相模原公園の夏

神奈川県立相模原公園の夏の見所の1つは、水無月園の花菖蒲です。
フランス式庭園も両サイドのメタセコイアが青々と茂り、噴水もあって涼し気な雰囲気を醸し出しています。

神奈川県立相模原公園 水無月園


2009/6/13
 
2005/6/12                  2009/6/13
水無月園にはいくつかの花菖蒲田があり、植え方が異なるので、雰囲気も異なります。
上の写真は、最も広い花菖蒲田で、品種毎に分けて1列に植えられています。
各々に名板が付けれていて、品種を確認することもできます。
これ以外に、品種毎に分けず、ランダムに植えられているとことなどもあります。

名板のあるもののみですが一覧はこちらを参照ください。
なお、一部ですが混生している所があり、名前が怪しいものもあります。


神奈川県立相模原公園 フランス式庭園


2008/6/7
フランス式庭園は、三方をメタセコイアの巨木の並木に囲まれています。
その中央に噴水池や花壇があり、夏でも比較的過ごしやすい場所です。



神奈川県立相模原公園の秋

神奈川県立相模原公園の秋の見所の1つは、フランス式庭園のメタセコイアの紅葉です。
それ以外の場所でも、木々の紅葉が楽しめます。

神奈川県立相模原公園 フランス式庭園


2006/11/25
フランス式庭園のメタセコイアの紅葉の様子です。夏の写真とは逆方向から撮っています。
日当たりの良い左側の一部が茶色く色づいた程度なので、夏の写真と代り映えしません。
右側のメタセコイアは、日当たりの良くない裏側になるので、まだ、青々としています。
なお、正面奥に見えているのは大温室と相模原市立麻溝公園のグリーンタワー相模原です。

 
2007/12/12                   2019/12/05
上記の写真より時期的には少し後になりますが、すっかり茶色く色づいたメタセコイアです。
全体が茶色く色付いたメタセコイアの壁が、青空をバックにそびえ立つ様は迫力があります。
右の写真は、左の写真の12年後ですが、12年で一回り大きくなり、高さも増したようです。
顕著なのは、手前に写っている緑色の樹です。レンズや撮影位置の違いもありますが、1.5倍位になっています。
なお、夏の写真と同様、上記とは逆方向からの撮影ですので、少し色づいた上記左側がこの並木になります。


2019/12/05
夕方、西空が晴れていると、夕日がメタセコイアの茶色を赤く染め上げ、また、違った味わいになります。
上記はその様子で、左手のメタセコイアの影が下から徐々に伸びてきて、それに伴って赤味も増してきます。
そして、最後には全体が影の中に入って、ショウは終演を迎えます。


神奈川県立相模原公園 その他の紅葉


2006/11/25

2007/12/2

2008/12/6
2006年の写真は、フランス式庭園の隣にある芝生広場から見た、紅葉の丘の木々の紅葉です。
紅葉の丘にはいろいろな木々が植栽されていますので、色づき方もいろいろです。
2007年の写真は、大温室の側のこもれびの径がある自然林です。
手前の赤や黄色に紅葉している木々は、植栽されたモミジなどすが、その奥は元々あった木々です。
2008年の写真は、2007年の写真の右下にある階段の先で見かけた、紅葉したドウダンツツジです。
赤から橙色、黄色と変化するグラデーションが実にきれいでした。


神奈川県立相模原公園横のバス停の紅葉

神奈川県立相模原公園の横には、女子美術大学のバス停があります。
そのバス停からは、女子美術大学の校内に植えられた木々の紅葉が見られます。




2019/12/5
バス停から見ると、手前の紅葉したイロハモミジとバックの常緑樹との対比が鮮やかです。
その後方には黄葉した木々が続いていました。モミジの下からのカットも青空との対比がきれいです。



神奈川県立相模原公園の冬

神奈川県立相模原公園横に、初冬には桜が楽しめます。
また、道路を隔てた北側には相模原沈殿池があり、多くのカモ類が集まります。

神奈川県立相模原公園 芝生広場


2014/11/24<ジュウガツザクラ>

2014/11/24<フユザクラ>
芝生広場の外れにジュウガツザクラとフユザクラが植えられており、初冬に花を咲かせます。
これら2種は、11月〜12月頃に開花し、以降、春までパラパラと咲き続けます。
そして、春にもう一度、開花します。




相模原市立麻溝公園

神奈川県立相模原公園と陸橋で続く、相模原市立麻溝公園ですが、ちょっと趣が異なります。
子供向けのふれあい動物広場、フィールドアスレチック、水の広場など遊べる場所が多いのです。
ふれあい動物広場では、動物と触れあったり、ポニーに乗馬できたりするので、家族連れがけっこう多いです。
それと、周囲を囲むように植栽されたクレマチス、園内に多く見られる種々のアジサイなど。
こじんまりとした公園ですが、その分、密度が濃い公園となっています。



相模原市立麻溝公園の春

春になると、園内の花壇にも春の花が色とりどりの花を咲かせ始めます。
さらに、公園の周囲に植えられたクレマチスが咲き始め、一気ににぎやかになります。
クレマチスには、春咲き、夏・秋咲き、冬咲き、四季咲きがあり、長期に楽しめます。


相模原市立麻溝公園 水の広場

 
 
2005/6/4、2006/6/10
水の広場の周囲には、いろいろなクレマチスが取り囲むように植えられています。
ここには比較的変わり種のクレマチスが集められているようです。
更に公園の策に沿って、公園を取り巻くようにいろいろなクレマチスが植えられています。
ここには、約230種、8,000株のクレマチスが集められているそうです。

いろいろなクレマチスの写真に関しては、こちらを参照ください。


2007/5/13
水の広場は、8体のブロンズ像や中心の円形の噴水からなっています。
噴水とはいっても、水がたまる池はないので、子供が安心して水遊びができる広場になっています。
そんな訳で、5月でも暑い日にはご覧の通りで、これからはこの光景が日々見られることになります。


2018/6/8
水の広場からセンター広場に続く斜面の大花壇です。


2005/6/12
水の広場からセンター広場に続く斜面は、大花壇になっていて、四季折々の花が植えられています。
この時は、マリーゴールドが一面に植えられていました。後ろに見えているのはグリーンタワー相模原です。


相模原市立麻溝公園 樹林広場


2011/5/6
   
2011/5/6         2018/6/8         2014/11/24
水の広場から樹林広場の方に入って直ぐの所に、大きなハンカチノキがあります。
ハンカチノキは知っていましたが、実物はここで初めて見ました。
樹林広場の周りには種々のアジサイが植えられており、初夏が楽しみな場所です。



相模原市立麻溝公園の夏

夏の見所は、アジサイです。公園内には約200種、7,400株のアジサイが植栽されています。
いろいろな種類のアジサイが楽しめるのが、樹林広場です。
ここにはオープンカフェもあり、木陰でゆっくり過ごすことができます。
そして、芝生広場やフィールドアスレチックの外周にもアジサイがたくさん植えられています。

相模原市立麻溝公園 樹林広場


2006/6/24

2008/6/14
樹林広場の周りに植えられているアジサイです。ブルーの花が涼しげですね。


2007/6/10
樹林広場の周りに植えられているヤマアジサイです。ベニガクが赤く色づき始めています。


相模原市立麻溝公園 芝生広場


2008/6/14

2007/6/10
芝生広場を取り巻くように植栽されているアジサイ。上の写真の角を曲がった所が下の写真です。
芝生広場の縁を通る通路、その片側をアジサイが埋め尽くしています。

 
2008/6/7                    2008/6/14       .
左側の写真は、アジサイ越しに見た芝生広場と、その奥のグリーンタワー相模原です。
右側の写真は、子供広場側に植栽されているアナベルです。

※ 公園内に植えられているアジサイの種類については、こちらをご覧ください。



相模原市立麻溝公園の秋

秋の見所は、紅葉です。特に、第1駐車場沿いの街路樹のイチョウです。
黄色く染まるイチョウ並木も素敵ですが、落葉で黄色く染まった歩道も良いです。
それ以外に、センター広場にはモミジの紅葉なども見られます。

相模原市立麻溝公園 第1駐車場横の街路樹

 
        2014/11/24                    2007/12/12
11月の写真の時期では、黄葉もまだら模様で、緑色の部分もかなり残っています。
12月の写真の時期になると、黄葉が進み、かなりの落葉が見られます。
歩道が黄色い絨毯を敷いたように、一面黄色に染まります。これもまた良いものです。

 
2019/12/5
久しぶりに相模原市立麻溝公園の駐車場横のイチョウの街路樹を見に行ってみました。
黄葉はかなり進んでいても一斉には黄葉せず、やはり、青々とした樹から落葉が進んだ樹まで混在しています。
きれいに黄葉した樹を見上げると、黄葉した葉と共に青空に吸い込まれていくような錯覚を覚えます。


相模原市立麻溝公園 センター広場

 
2008/11/30                 2008/12/6

2008/12/6
センター広場の周りには、カエデなどの紅葉する木々が多く、色の移ろいを楽しめます。
下の写真に写っているグリーンタワー相模原ですが、38mの展望室からは、周囲が一望できます。




2006/11/25
この頃になると日が落ちるのが早くなり、何かしているとあっという間に真っ暗になります。
そして、「時のロトンダ」やグリーンタワー相模原もライトアップされます。
陸橋の向こう側では、大温室にも灯が入り、昼間とは異なる顔を見せてくれます。








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