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城山湖、城山周辺 昆虫編(T)



純揚水式の城山発電所建設にともなって誕生したのが人造湖の城山湖。
その城山湖を周回する散策路があり、その近くでは、いろいろな野草や木々が生えています。
また、そこに至る城山の周辺や相模川周辺にもいろいろな野草や木々が見られます。
そして、そこには様々な昆虫たちが活動しています。
その極一部でしかないですが、見かけた昆虫たちをまとめてみました。



アミメカゲロウ目
ヒロバカゲロウ科(ヒロバカゲロウ)
カゲロウ目
ヒラタカゲロウ科(シロタニガワカゲロウ)
モンカゲロウ科(モンカゲロウ)
カメムシ目・カメムシ亜目
カメムシ科(ツマジロカメムシ)
ヒョウタンナガカメムシ科(コバネヒョウタンナガカメムシ)
サシガメ科(シマサシガメ)
カメムシ目・ヨコバイ亜目
アワフキムシ科(シロオビアワフキ)
カワゲラ目
カワゲラ科(カワゲラ)
コウチュウ目
アカハネムシ科(アカハネムシ)
カミキリムシ科(ヒナルリハナカミキリ)
コガネムシ科(オオスジコガネ)
シデムシ科(オオヒラタシデムシ)
ジョウカイボン科(ジョウカイボン)
テントウムシ科(ナナホシテントウ)
ハムシ科(キイロクビナガハムシ、ヤツボシツツハムシ、バラルリツツハムシ、ヒゲナガルリマルノミハムシ)
城山湖、城山周辺の昆虫(T)
和名インデックス


ヒロバカゲロウ(Lysmus harmandinus)
<アミメカゲロウ目・アミメカゲロウ亜目・ヒロバカゲロウ上科・ヒロバカゲロウ科・ヒロバカゲロウ属>

ヒロバカゲロウ科ヒロバカゲロウ属の昆虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布する。
体長は10mm前後、開張は30〜35oで、褐色味を帯びた繊細な翅脈模様があり、小さな黒紋もある。
成虫の出現時期は7月〜8月で、渓流近くの林縁に見られる。
幼虫は半水生で、水中または水辺の石下などに住み、小昆虫などを捕食する。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川の上流の河川敷の土手で、茂みの葉の上でじっとしていました。
淡褐色の体色で、透明な翅には網目模様と、小さな黒斑が見られます。

シロタニガワカゲロウ(Ecdyonurus yoshida Takahasi)
<カゲロウ目・マダラカゲロウ亜目・ヒラタカゲロウ上科・ヒラタカゲロウ科・タニガワカゲロウ属>

ヒラタカゲロウ科タニガワカゲロウ属の昆虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布する。
体長は12o前後の小型のカゲロウで、尾が2本ある。
身体は黄褐色〜黄白色で、胸部の各肢の付け根に濃褐色の斑点がある。
なお、メスの腹部は、卵のため濃いオレンジ色をしている。
幼虫は、山地渓流から平地の下流まで広く生息し、流速の遅い流れを好む。
成虫の出現時期は4月〜6月、8月〜10月の年2回で、水中羽化型。
水中で羽化後に亜成体で浮上して、水面から一気に飛び立ちます。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川の上流の河川敷の土手で、茂みの葉の上でじっとしていました。
淡褐色の体色で、2本の尾が確認できます。腹部はオレンジ色ではないので、オスのようです。

モンカゲロウ(Ephemera strigata Eaton, 1892)
<カゲロウ目・マダラカゲロウ亜目・モンカゲロウ上科・モンカゲロウ科・モンカゲロウ属>
 
      <オス>                          <メス>

 
      <亜成虫>                         <脱皮失敗>

モンカゲロウ科モンカゲロウ属の昆虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布する。
体長は25o前後の比較的大型のカゲロウで、尾が3本ある。
身体は黄褐色で、腹部には背、腹側ともに各節に茶褐色の斜め線(紋)が2本ずつある。
翅は半透明で黄色を帯び、前翅中部に濃褐色の斑紋がある。
雌雄で前肢の長さが異なり、オスが倍以上長い。また、体色も濃い。
幼虫は、河川の中流から下流域にかけてのあまり流れのない淵や川岸の砂泥底に生息する。
成虫の出現時期は4月〜6月で、幼虫→亜成虫→成虫という特殊な半変態をし、短命。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川の上流の河川敷の土手で、茂みの葉の下などで多数見られました。
よく見ると、オスとメスでは前肢の長さ以外に、尾端にも違いがあります。
メスの尾端には尾が付くだけですが、オスでは尾の下に把持子と呼ばれるフックが付いています。
亜成虫はメスと紛らわしいですが、翅がずんぐりとして半透明です。
写真の亜成虫はオスのようで、脱皮すると前肢や尾が倍くらいの長さになります。
中には脱皮に失敗するものもいるようで、前肢が短いのでメスのようです。

ツマジロカメムシ(Menida violacea)
<カメムシ目・カメムシ亜目・カメムシ下目・カメムシ上科・カメムシ科・カメムシ亜科>
 
カメムシ科カメムシ亜科の甲虫で、在来種。
日本では、本州から四国、九州に分布する。
出現時期は4月〜10月で、体長は10mm前後。体色は暗紫色で光沢がある。
背中の小楯板先端が白く、腹部の縁にも白い斑紋がある。
都市近郊の雑木林周辺でもよく見られ、クヌギ、コナラ、イタドリなどの葉上で見つかる。

2017/5/17
城山湖の駐車場近くの道路脇のガードレールに見慣れないカメムシを見つけました。
紫褐色で光沢があり、小楯板の先が真っ白なきれいな体色をしています。
後で調べて、ツマジロカメムシと分かりました。普通に見られるカメムシだったようです。

コバネヒョウタンナガカメムシ(Togo hemipterus)
<カメムシ目・カメムシ亜目・カメムシ下目・ナガカメムシ上科・ヒョウタンナガカメムシ科・ヒョウタンナガカメムシ亜科>
 
ヒョウタンナガカメムシ科ヒョウタンナガカメムシ亜科の甲虫で、在来種。
日本では、本州から四国、九州に分布する。
出現時期は4月〜11月で、体長は7mm前後。黒い体色をしており、翅は淡褐色で短い。
前脚の腿節が太く、胸部は細長くて丸みがあり、翅が短くて腹部が見える。
主にイネ科植物の汁を吸うため、イネの害虫として知られている。

2017/5/19
城山湖の遊歩道脇で見かけたクサイチゴの葉の上に、じっとしている小さな昆虫を見かけました。
前脚の腿節が一際太く、尾端の方が切り落としたように斜めになっています。
以前、同じような特徴のあるカメムシを見たことがあったので、カメムシを調べてみました。
その結果、以前見たものとは科が異なりますが、本種と分かりました。

シマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)
<カメムシ目・カメムシ亜目・トコジラミ下目・サシガメ上科・サシガメ科・モンシロサシガメ亜科>

サシガメ科モンシロサシガメ亜科のカメムシで、在来種。
日本では、本州から四国、九州に分布する。海外では中国に分布する。
出現時期は、5月〜8月で、肉食性で、チョウ、ガの幼虫などに口吻を突き刺し、体液を吸う。
体長は15mm前後で、やや細身で、体色は黒色。
腹部の脇にある結合板は白黒の縞模様になっており、触覚は黒一色、脚には白い帯がある。
本種は、手で捕まえようとすると刺されることが多いので、注意が必要。

2017/5/17
城山湖の遊歩道脇で見かけたクサイチゴの葉の上で、動き回るカメムシの幼虫を見かけました。
いろいろ調べたのですが、種類の特定ができず、不明種扱いとしていました。
ところが、後日、薬師池公園で見かけたシマサシガメを調べていて、その幼虫と分かりました。
下記は、後日、薬師池公園で見かけたシマサシガメの成虫です。


シマサシガメの成虫

     .
2017/5/31
町田薬師池公園の萬葉草花苑。そこに植えられていたウメモドキの木で見かけました。
葉の上に留まり、獲物を探しているようでした。


シロオビアワフキ(Aphrophora intermedia)
<カメムシ目・ヨコバイ亜目・アワフキムシ上科・アワフキムシ科・アワフキムシ亜科>
 
アワフキムシの1種で、幼虫はマサキ、クワなど様々な草木の汁を吸い、アワの塊を作る。
日本では北海道から本州、四国、九州と全国に分布する。
出現時期は5月〜10月で、体長は11o前後。
頭部と前胸背は暗褐色、前翅に幅広の白い横帯がある。
小楯板と前翅は暗褐色で、白帯の両側は特に濃色で黒褐色になる。
若い幼虫は、上半身が黒く、下半身は赤い、特徴的な配色をしている。
成熟に伴い、全体が黒っぽくなり、羽化寸前になると、腹部に白いまだら模様が現れる。

2017/5/17
城山湖の遊歩道脇で見かけたクサイチゴの枝で、アワフキムシの出す泡の塊を見つけました。
気になって、持ち主には申し訳なかったのですが、泡の塊を壊して持ち主を出してみました。
想像していた地味なものとは異なり、腹部が朱色の派手な幼虫が出てきました。
それで、本種の若齢幼虫と分かったわけですが、なぜ、このような配色なんでしょうね。
用が済んだので、壊れていますが泡の塊に戻して、お別れしました。

カワゲラ(Kamimuria tibialis)
<カワゲラ目・キタカワゲラ亜目・カワゲラ科・カワゲラ亜科・カミムラカワゲラ属>


 
カワゲラ科カミムラカワゲラ属の昆虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布する。
体長はオスで20〜25o、メスで25〜28mmで、身体は黒褐色で、翅は茶褐色。
脚は、体節側は黒色で、脛節から先は黄褐色。
幼虫は、やや流れのある場所を好み、水中の石の間を這い回って小昆虫を捕食する。
成虫の出現期は5月〜8月で、山地から平地の渓流付近でよく見られる。
昼間は渓流付近の葉陰などでじっとしていることが多く、外灯にも飛来する。
カミムラカワゲラとウエノカワゲラの2種類が生息するが、外見での判別は困難。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川の上流の河川敷の土手で、茂みの葉の上などで多数見られました。
体長の割に扁平な体をしており、茶色と黒のツートンカラーが結構お洒落です。
後で調べると、カワゲラは2種類生息しているようなのですが、どちらなのかは不明です。

オオスジコガネ(Anomala costata)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・コガネムシ上科・コガネムシ科・スジコガネ亜科>

コガネムシ科・スジコガネ亜科の昆虫で、針葉樹に集まるコガネムシの一種。
日本では、北海道から本州、四国、九州とほぼ全国に分布する、日本固有種。
主に低山地から中山地にかけての針葉樹林に生息していて、幼虫も針葉樹の根を食べる。
出現時期は6月〜9月で、体長は20mm前後、前翅に4本ずつの縦筋がある。
頭部から前胸背板が緑色で、前翅は赤紫色をしたものが多いが、黄褐色〜黒色まで変異がある。
また、前胸背板の中央に縦長のへこみがある。
スジコガネとよく似ているが、オオスジコガネの方がやや大きく光沢が強い。
また、オオスジコガネは前翅の縦筋間にも光沢があるが、スジコガネは光沢が鈍い。
前胸背板の中央に縦長のへこみは、スジコガネの方が浅くなる。

2017/5/17
城山湖の遊歩道脇で見かけた、イタドリの葉で食事中のオオスジコガネです。
こちらの方には目もくれず、ひたすら葉をムシャムシャと食べていました。

アカハネムシ(Pseudopyrochroa vestiflua)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ゴミムシダマシ上科・アカハネムシ科・アカハネムシ亜科・アカハネムシ属>
 


アカハネムシ科アカハネムシ属の甲虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州、南西諸島に分布する。
体長は12〜17mmで、体色は黒色で平たく、上翅が赤くて赤毛が密生する。触角はくし歯状。
体長には変異があり個体差が大きい。また、メスの翅はオスより幅が広い。
幼虫は扁平で、枯れ木の樹皮下で、材や昆虫類を食べる雑食性。鋏のような尾突起がある。
成虫の出現時期は6月〜7月で、花や葉上にみられる。幼虫で越冬する。

2017/5/19
城山湖の遊歩道脇を歩いていた時、足元の草の上に赤いものを見つけました。
よく見ると、見たことがない赤い羽根をした甲虫でした。
撮影しているときに飛ばれてしまいましたが、後で調べて、本種と分かりました。
上からの撮影しかしていなかったので分からなかったのですが、扁平な体形だったんですね。

オオヒラタシデムシ(Eusilpha japonica)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハネカクシ上科・シデムシ科・ヒラタシデムシ亜科>


   
シデムシ科ヒラタシデムシ亜科の昆虫で、再来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州とほぼ全国に分布する。
出現時期は4月〜10月で、体長は18〜23mm。体は扁平。
体色は青灰色がかった黒色で、上翅には粗い縦隆条がある。
地表で暮らし、幼虫も成虫も生き物の死骸やゴミ溜めに集まり、食べる。
メスは、肉団子を地中に埋め、産卵する。

2017/5/19
城山湖の遊歩道へ入って直ぐの草原で、葉をよじ登っているオオヒラタシデムシを見かけました。
今まで、地面を這いまわっている所はよく見かけましたが、上っている所を見たのは初めてです。
おかげで、横からや腹側からの写真が撮れましたが、慣れないのか苦労しているみたいでした。

ヒナルリハナカミキリ(Dinoptera munita)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハムシ上科・カミキリムシ科・ハナカミキリ亜科・ハナカミキリ族>


 
カミキリムシ科ハナカミキリ族の甲虫で、本州から四国、九州に分布する。
海外では、朝鮮半島から中国東北部、シベリアに分布する。
出現時期は3月〜7月で、体長は5〜8o。
一見ハムシのように見えるが、カミキリムシの仲間である。
上翅の色は青藍色、青緑色、紫銅色など変化があり、腹部も黒色と黄色の2通りがある。
各種樹林とその林縁、伐採地や周辺の貯木場で見られる。
幼虫は潜材性で、クス類、ヌルデ、ミズキなどの枯木を食べ、材内で摂食しながら越冬する。
成虫は、花蜜や花粉を食べ、早春からいろいろな花を訪花する。

2017/5/17
城山湖の遊歩道脇のヌルデの葉の上で見かけました。
ハムシではないかと調べていて、クワハムシによく似ているため、そうだと思いました。
しかし、よく調べてみるとヒナルリハナカミキリに酷似しているとあります。
改めて調べ直した結果、以下の2点でヒナルリハナカミキリとしました。
・見かけたのがヌルデの葉の上
・クワハムシの胸部にある明瞭な横溝(凹み)がない

ホソクビナガハムシ(Lilioceris parvicollis)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハムシ上科・ハムシ科・クビボソハムシ亜科>


 
ハムシ科クビボソハムシ亜科の甲虫で、在来種。
日本では、本州から四国、九州に分布する。
出現時期は5月〜8月で、低山地の針広混交林及び針葉樹林内で見られる。
体長はオスで5mm前後、メスで7mm前後と、メスの方が一回り大きい。
頭部、前背板、小楯板は銅黒色で、上翅と体腹面は黄褐色〜赤褐色。
前胸背の両側が中央でくびれ、肢は赤褐色の腿節基部を除き黒色である。
食草はサルトリイバラで、成虫も幼虫も同じである。

2017/5/17
城山湖の手前にある本沢梅園。その道路脇の斜面で、サルトリイバラの葉で小さな赤い甲虫を見つけました。
サルトリイバラの葉を食べていたようで、食痕と糞が周囲に見られます。
後で調べて、特徴が似ていたので本種としました。食草もサルトリイバラで一致します。
なお、よく似たキイロクビナガハムシは、食草がヤマイモ科なので、除外しました。

バラルリツツハムシ(Cyptocephalus approximatus)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハムシ上科・ハムシ科・ツツハムシ亜科>
 
ハムシ科ツツハムシ亜科の1種で、日本固有種。
日本では、本州から四国、九州に分布している。
体長は4〜5oで、青〜青緑色、菫色などの金属光沢がある。触角の基部や脚の腿節基部は淡色。
なお、前胸背板の角は、若干の黄白色を帯びる。
食草はバラ科のサクラ類、キイチゴ類、ブナ科のコナラ、クヌギなどや、マメ科のフジ類、タデ科のイタドリなど。
成虫は、昼間に比較的活発に活動し、よく似たルリツツハムシと混生していることもある。
幼虫は、自らの糞を固めて幼虫殻を作り、その中で生活する。終齢は3齢で、幼虫殻の中で蛹化する。
晩秋に老熟した幼虫(終齢)は、そのまま越冬し、翌春に蛹化する。
よく似たルリツツハムシとの判別には、尾節板の形状を確認するのが分かりやすい。
尾節板が台形で先が内側に湾曲するのが本種で、ルリツツハムシは半円形であまり湾曲しない。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川に沿った道路脇の空き地で、イタドリの葉で見かけました。
頭部と尾部がずんぐりとした体形で、滑らかな表面に金属光沢があります。
触角は、体長よりは短いですが、かなり長めです。イタドリに食痕がありました。
後でいろいろ調べた結果、バラルリツツハムシと分かりました。

ヤツボシツツハムシ(Cryptocephalus japanus)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハムシ上科・ハムシ科・ツツハムシ亜科>

ハムシ科ツツハムシ亜科の甲虫で、在来種。
日本では、本州から四国、九州の平地から低山地に広く分布する。
発生時期は4月〜8月で、体長は8o前後。樹上性の甲虫。
体色は地色が黄褐色で、頭部は黒色、胸部は地色に黒色の縦斑がある。
前翅には地色に黒い斑紋が8個あるが、紋には個体差があり、6個のものもいる。
広葉樹を中心とする樹林やその林縁などに多く、カシワ、コナラ、クリなどの葉を食べる。

2017/5/19
城山湖の遊歩道をほぼ一周して、ダム湖を堰き止めている提に戻った時に撮ったノイバラの写真。
その写真を後で見たとき、花の上に黄色に黒斑のある甲虫が写っていました。
調べると、似たようなハムシが何種類か見つかりました。
そのなかで、体色や胸部斑紋の特徴から本種としました。
前翅の斑紋が明瞭でなく、尾端側の斑紋が1対で、斑紋が6個のタイプのようです。

ヒゲナガルリマルノミハムシ(Hemipyxis plagioderoides)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ハムシ上科・ハムシ科・ヒゲナガハムシ亜科・トビハムシ族 >


 
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科の甲虫で、在来種。
日本では、本州から四国、九州に分布する。
出現時期は4月〜8月で、体長はメスで5mm前後、オスは4o前後で、一回り小さい。
後肢が太いノミハムシの1種であるが、触角が特に長いのが特徴。
食草は、ムラサキシキブ、オオバコ、テンニンソウなどである。

2017/5/17
城山湖の遊歩道脇のクサイチゴの葉の上で見かけました。
後肢の腿節が極太なので、ノミハムシの仲間と分かりました。
以前見かけたルリマルノミハムシより触角がかなり長めです。
それで、後で調べた結果、ヒゲナガルリマルノミハムシと分かりました。

ナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ヒラタムシ下目・ヒラタムシ上科・ テントウムシ科・テントウムシ亜科・テントウムシ族>

テントウムシ科の昆虫で、在来種。赤色の前翅に7つの黒紋があり、これが和名の由来。
日本では、北海道から本州、四国、九州と全国に分布している。
世界的には、アジア、ヨーロッパ、北アフリカと広く分布している。
体長は8o前後で、ほぼ円形に近く、背面は半球状に盛り上がり、腹部下面はほぼ扁平。
頭部、胸部は黒色で、胸部の左右に淡黄色の斑紋、頭部にもいくつかの横斑がある。
前翅は、赤いものと黄色味を帯びたものがあり、大きさに変異はあるが黒斑が4個ある。
なお、前翅を閉じたとき、前翅の基部近くにある黒斑はつながって1つになり、全体で7つに見える。
幼虫も成虫もアブラムシを餌としているので、益虫であり、天敵としての利用も研究されている。

2017/5/17
城山発電所の管理棟から本沢梅園へ向かう途中、通路脇のスイバの葉で見かけました。
この辺りにはアブラムシが付いた草が多いので、餌には困らない場所です。

ジョウカイボン(Lycocerus suturellus)
<コウチュウ目・カブトムシ亜目・ホタル上科・ジョウカイボン科・ジョウカイボン亜科・ジョウカイボン属>

ジョウカイボン科ジョウカイボン属の甲虫で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州に分布する。
体長は15〜20oで、上翅と肢の色は変化に富む。カミキリムシと違って上翅は柔らかい。
上翅は、全体が黄褐色のものから背中の中央と端が黒いものまで変異がある。
肢も全体が黒いものから、附節と脛節の一部が黄褐色のものまで変異する。
林の周辺や草原など、いろいろな場所で見られ、よく飛び回るが、葉に留まっていることも多い。
成虫、幼虫とも肉食で、他の昆虫を捕食する。なお、成虫は花蜜を求めて、花に来ることもある。

2017/5/10
城山湖に行く途中、相模川に沿った道路脇の空き地で見かけました。
ヤワラスゲの写真を撮っていると、近くのヤブデマリの花に飛んできました。
アングルが悪くて、撮るのに四苦八苦していると飛び立って、近くの草の葉に留まりました。
ラッキーな事に留まったのが近い場所だったので、かなりアップで撮れました。









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