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おさんぽ録 野草編(夏V)



近くの多摩川の河原やその途中で撮影した季節を彩る野草や低木です。

< トピック >

今回、新たに見かけた、下記の野草を追加しました。

カラスウリ、キカラスウリ、ヒョウタン、オニドコロの雌花
ツヅラフジ(別名:オオツヅラフジ)



ここでは、APG III体系で、その他は従来の体系で掲載しています。
ブドウ目
ブドウ科(ブドウ、ヤブガラシ、ノブドウ、ヤマブドウ、エビヅル、ツタ)
リンドウ目
キョウチクトウ科(ガガイモ)
アカネ科(ヘクソカズラ)
ウリ目
ウリ科(アレチウリ、ツルレイシ、カラスウリ、キカラスウリ、ヒョウタン)
ヤマノイモ目
ヤマノイモ科(ヤマノイモ、ナガイモ、オニドコロ)
キンポウゲ目
ツヅラフジ科(ツヅラフジ(別名:オオツヅラフジ)、アオツヅラフジ)
シソ目
シソ科(ニホンハッカ、スペアミント、レモンバーム、メドウセージ、ヤグルマハッカ、ニガクサ)
クマツヅラ科(アレチハナガサ、ヤナギハナガサ、イワダレソウ、ランタナ)
アゼナ科(ウリクサ)
キツネノマゴ科(サンゴバナ)
ゴマノハグサ科(シュッコンネメシア、ホソバウンラン)
ゴマ科(ゴマ)
バラ目
クワ科(クワクサ)
アサ科(カナムグラ)
多摩川とその近隣の夏の野草
和名インデックス


ヤブガラシ(Cayratia japonica)
<ブドウ目・ブドウ科・ヤブカラシ属>
 

 
ブドウ科ヤブカラシ属のつる性多年草で、在来種。なお、標準和名はヤブカラシである。
日本では、北海道から本州、四国、九州まで広く分布している。
日本以外では、東アジアから東南アジア、オーストラリアなどにかけて広く分布している。
地下茎を長く伸ばし、藪にはびこり、藪を枯らしてしまうほど繁殖力が強いのが和名の由来。
蔓は長さ2〜3mになり、葉は互生し、葉と対生する巻ひげで他の物に巻き付いて覆い被さる。
葉は5小葉が鳥足状に付く複葉で、頂小葉が長さ4〜8cmの狭卵形で一際大きい。
側小葉は頂小葉より小さく、基部のものほど小さくなる。柄も頂小葉は数cmあるが、側小葉は短い。
花期は6月〜8月で、葉と対生する集散花序に散房状に付き、徐々に開花する。
花の直径は5mm前後で、淡緑色の花弁4個とオシベが4個、メシベは1個ある。
開花直後は雄性期で、メシベの花柱は短く、花盤は橙色で、オシベがある。
花弁とオシベは開花後半日ほどで散ってしまい、雌性期に移行する。
雌性期には、メシベの花柱が伸び出し、直径3o前後の花盤も淡紅色に変化する。
この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。
果実は球形の液果で黒く熟すが、結実するのは2倍体のみで、中部以西では3倍体に混じって見られる。
関東以北に分布するのは3倍体のみのため結実は見られない。

2012/7/13
あちこちでよく見かけるつる性の植物ですが、小さな花なのに多くの昆虫が集まる植物です。
多摩川の河原では、川の縁の草むらとか、遊歩道わきの植栽とかに絡み付いています。
花は、房状に集まった集散花序で、薄緑色の4枚の花弁を持っています。
しかし、この花弁は午前中に4本の雄しべとともに落ちてしまい、白い雌しべと橙色の花盤が残ります。
 ※ 写真1は、まだ花弁が残っています。写真2では両方が見られます。
この花盤は、蜜が豊富なため、多くの給蜜する昆虫が集まってきます。
子供の頃、昆虫採集をするために、この花の近くでよく待ち伏せをしていました。


ノブドウ(Ampelopsis glandulosa var. heterophylla)
<ブドウ目・ブドウ科・ノブドウ属>
 

 
ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木で、日本全国で見られる。
日本も含め、東南アジア一帯に分布しアメリカにも帰化している。

2012/8/20
多摩川に行く途中の道端や多摩川の土手で見かけました。
同じブドウ科でも、花序が下向きにぶら下がるブドウ属と異なり、ヤマブドウは花序が上向きで平らに広がります。
そのため、ヤブガラシに似ていますが、その花も似ています。ただ、花弁は5枚あります。

果実は食べられませんが、熟すと青や紫に色付き、光沢があるのできれいだそう。
写真の未熟な果実は、まだ緑色ですが、これから秋になって熟していくのが楽しみです。


2012/10/21
ノブドウの果実ですが、成熟が進んで、色付きはじめました。
青や紫、赤紫など、いろいろな色になっていました。


ヤマブドウ(Vitis coignetiae)
<ブドウ目・ブドウ科・ブドウ属>
 
ブドウ科ブドウ属のつる性落葉低木で、寒冷地に自生する野生種。
日本では、北海道、本州、四国に分布し、韓国の一部や、サハリン島、南千島に分布する。

2012/9/6
多摩川に行く途中の道端で、ノブドウにヤマブドウが1本だけ交じっていました。
その後、ノブドウともども除草されてしまい、その後がありません。
ノブドウと異なり、ヤマブドウでは花序が下向きにぶら下がります。
雌雄異株で、役に立たない雄しべを持つ雌株と役に立たない雌しべを持つ雄株があるそうです。
この株がどちらの株であったかは、今となっては確認する事ができません。

ちなみに果実は、黒紫色に熟すと、甘酸っぱいそうですが、生食できるとのこと。
ただ、個体差が激しく、年によっても大きな違いがあるそうなので、運に左右されそう。


エビヅル(Vitis ficifolia)
<ブドウ目・ブドウ科・ブドウ属>
 
ブドウ科ブドウ属のつる性落葉低木で、雌雄異株。
日本では、北海道西南部から本州、四国、九州に分布する。
海外では、朝鮮半島から中国、台湾に分布する。
葉の大きさは5〜6cm程度で、切れ込みの浅いものと、深いものの二通りがあり、裏面はクモ毛に覆われる。
円錐花序を出し、黄緑色の小花を密生させる。
果実は、1cmほどになり、熟すと黒くなる。食用になるが特有の青臭いにおいを持つ。

2013/7/1
多摩川に行く途中の道端で、植栽に絡みつくエビヅルの雄株を見かけました。
近くに雌株はないかと探したのですが、見当たりませんでした。
雄花は、開花すると花弁が落ちてしまうので、長いオシベのみがモジャモジャと見える。

 
2013/7/2 エビヅル(雄株)
雄花をさらにアップで撮影してみました。
花弁がないので、雄しべが異常に長く見えます。


2013/11/5
以前、雌株を探して見つからなかったのですが、ひょんなことから見つけました。
雄株からそう遠くない、背の高い植栽に絡みついていたのです。
秋も終わりの頃でしたので、その果実もすっから熟して黒くなっていました。
ただ、まだ、青い果実も交じっており、未成熟な果実の多い房もありました。

 
2014/5/9 エビヅル(雌株)
 
2014/5/9 エビヅル(雄株)
昨年見かけたエビヅルの雌株ですが、雌花の花序をたくさん付けていました。
雄株の方もやはり、同じように花序を出していましたが、少し成長が早く、花数も多いようです。


2014/5/26 エビヅル(雌株)
エビヅルの雌株(両性花)が開花していました。
花序によって開花状況が異なりますが、そのおかげで咲き方が分かりました。
ツボミに被さっているピーマンをさかさまにしたような花冠が、基部から反り返るように開きます。
右端の写真の左に写っているのが、開きかけている所や落ちかけている所です。
その右側で花が開いたように見えるのは、外れた花冠が、裏返っている所です。

 
2014/5/26 両性花(雌株)と雄花(雄株)
両性花(左)のオシベは、雄花(右)のオシベに比べてかなり短く、真っ直ぐには伸びないようです。
なお、両性花の写真で、左端の花弁のように見えているのが、外れた花冠(裏向き)です。

 
2014/6/3 エビヅル(雌株)
花が終わり、果実が大きくなり始めています。


2014/6/10                 2014/6/10                 2014/7/18
6/10 果実の大きさは不揃いですが、ブドウの仲間らしくなってきました。
6/23 果実の大きさのバラツキも小さくなり、立派なブドウの房となっていました。
7/18 果実の大きさは、ほぼそろい、後は熟すのを待つばかりとなったようです。

 
2014/9/1
9月になり、久しぶりに様子を見に行くと、新しい雌花が開花を始めていました。
その奥には、7月に結実していた果実が色付き始めていました。

 
2014/9/10
9月に開花した雌花ですが、しっかりと結実しており、早いものは十分な大きさになっていました。


ブドウ(Vitis spp.)
<ブドウ目・ブドウ科・ブドウ属>

ブドウ科ブドウ属のつる性落葉低木。
野生種は雌雄異株であるが、栽培種は一つの花にオシベとメシベがあり、自家受粉する。
葉の大きさは15〜20cm程度で、葉は両側に切れ込みがある。
円錐花序を出し、黄緑色の小花を密生させる。花は花弁を持たず、オシベとメシベのみがある。
ブドウのツボミは、数mmのピーマンをさかさまにしたような形をしている。
このピーマンをさかさまにしたような花冠は、根元からめくれ上がって、ポロリと落下する。
ブドウ属には、いくつかあり、ヨーロッパ系(Vitis vinifera)は、ワイン用に淘汰され唯一ヨーロッパに残る種である。
アメリカ種(Vitis labrusca)は、北米原産の種の1つで、耐寒性があり、独特の香りを持つ。
東アジアには、ヤマブドウ(Vitis coignetiae)、チョウセンヤマブドウ(Vitis amurensis)などが知られている。

2014/5/23
多摩川への道路脇にある学校のフェンスに絡み付いていました。
1つの花にオシベとメシベがあることから、栽培種のブドウと判断しましたが、種類までは分かりません。
左端の写真には、花冠が割れて、オシベに押し上げられて外れかけている所が見られます。
昨年、果実が育っているのは確認したのですが、熟す前に剪定されて、どのような果実かは不明です。


  2014/4/23                 2014/5/7                2014/5/20
4/23 ブドウが新芽を出し。花穂もたくさん伸び出してきました。
5/7 今年は、木が一回り大きくなったためか、たくさんの花穂が大きくなっています。
5/20 花が咲き進み、ほぼ、咲き終わっていました。房の根元の方では果実が大きくなり始めています。


2014/6/9                 2014/6/20                 2014/7/17
6/9 果実が大きくなり始めていました。
このまま、色付けばどのようなブドウか分かるのですが、今年はどうなるでしょうか。
6/20 果実は直径1cm程になっていました。
デラウェアのような果実が小さい品種ではないようです。
7/17 果実はさらに大きくなっていました。今年は2房残っています。
この後、この状態のまま1房目がなくなり、2房目も無くなってしまいました。


2014/7/2               2014/7/23                 2014/7/30    
7/2 今年は、昨年の何倍もの房が垂れ下がり、たくさんの果実が大きくなっています。
7/23 休日前、かなり色付いたので休み明けに撮ろうと思ったのですが、休み明けにはなくなっていました。
そのため、数日たって、少し色付いた所で撮影しました。まだ、少し紫がかった程度です。
数日後には、それももぎ取られてしまっていました。
7/30 奥の方で、小粒の果実がかなり色付いていました。これも、その後なくなっていました。


2014/7/24               2014/8/5               2014/8/21
多摩川へのいつもの道路より少し離れた公園で、フジの花が咲いているのに気付きました。
その藤棚で、ブドウが一緒に大きく枝を伸ばしている事にも気が付きました。
良く見ると、たくさんのブドウの房がぶら下がっていました。少し果実が小さいので、デラウェア系と思われます。
2週間ほどして、また、見に行ったのですが、手入れされていないこともあり、かなり傷んでしまっていました。
まだ、一部の房はきれいなまま残っていましたが、熟すまで残る房はないかもしれません。
8月の下旬になりましたが、まだ、少しですがきれいなものが残っていました。

 
2014/9/29
もう残っていないかもしれないと思いましたが、様子を見に行ってみました。
多くの房は実が縮んでしまっていましたが、数房、色付いているものが残っていました。
良く見ると、色付いているものの中にも、しわしわと縮みかけているものが見受けられます。
デラウェアにしては、色がちょっと浅く、甲州の色合いに近い気もします。
小粒の品種のようなので、ひょっとしたらワイン用の品種かもしれません。


ツタ(Parthenocissus tricuspidata)
<ブドウ目・ブドウ科・ツタ属>
 
ブドウ科ツタ属のつる性の落葉木本で、在来種。
北海道から本州、四国、九州と全国の山野に分布し、ツルは太いもので数cmになる。
葉には2種類あり、花の付く短枝の葉は大きく、長い葉柄がある。
花の付かない長枝の葉は、小さくて葉柄も短い。
短枝の先に集散花序を出し、直径5mmほどの黄緑色の5花弁の花を付ける。

2015/4/10
多摩川に行く途中の学校で、ソメイヨシノに巻付いているツタが、新葉を出していました。
ソメイヨシノの花とのコラボです。


  2014/7/16                2015/6/29                2015/7/28
2014/7/16 昨年、花を見損ねたツタですが、今年は、除草作業の影響か花序が付いていませんでした。
2015/6/29 今年、別の場所でツタのツボミを見つけました。ブドウの仲間なので、ツボミも良く似ています。
しかし、その後、天候が悪かったこともあり、足が遠のいている間に咲き終わってしまいました。
2015/7/28 一月後くらいに見に行くと、しっかりと果実ができていました。


ガガイモ(Metaplexis japonica)
<リンドウ目・キョウチクトウ科・ガガイモ亜科・Asclepiadeae連・ガガイモ属>

キョウチクトウ科ガガイモ属のつる性多年草で、沖縄以外の全国で見られる。
日本以外では、東アジア一帯に分布している。
日当たりの良いやや乾いた原野に生え、地下茎を伸ばして増え、茎を切ると白い乳液が出る。
葉は対生し、長卵形で基部は心形、先は尖る。長さは5〜10p、幅は3〜6p。
花期]は8月〜9月で、葉腋に短い円錐花序を付け、淡紅紫色の花を固まって付ける。
花冠は直径1p程で5深裂し、外に巻き込むように反り返る。内側には白色の軟毛が密生する。
雄しべは筒状に合着してずい柱となり、中心から長い柱頭が花冠から突き出る。
副花冠は環状で5残裂し、ずい柱の基部を取り巻く。
花粉粒が集合した花粉塊は葯室の中にあり、葯の付属体の間にある5個の小球に2個ずつ付く。
袋果は長さ8〜10cmmの広披針形で、表面にはイボ状の突起がある。熟すと片側が裂開し、水平にまで開く。
種子は扁平な楕円形で、先端に種髪と呼ばれる長い毛があり、風で散布される。

2012/8/20
多摩川では土手の一角にはびこっています。
同じつる性のヤブガラシやヘクソカズラと勢力争いをしているようで、なんとか住み分けているようです。
花冠は5深裂して星型になり、毛が密集した独特の形をしています。


2012/9/6
多摩川の河川の縁近くにも大きな群落を見つけました。
土手よりも大きな群落ですが、アレチウリと入り混じっています。
写真4で、左の方から伸びているのが、アレチウリです。


2012/9/14              2012/11/14              2012/12/14

2012/9/14 多摩川の土手がすっかり除草されて、何もかもがなくなってしまいました。
ガガイモも川の縁の方だけとなってしまいましたが、その中で果実を見つけました。
まだ、未成熟で緑色の小さなものですが、これからの成熟が楽しみです。
果実が成熟すると大型の紡錘状になり、中に長い綿毛を持つ種子ができるらしいです。
その形から謎の伝承生物「ケサランバサラン」はこの種だとする説もあるらしく、秋が楽しみです。

2012/11/14 川縁近くのガガイモもアレチウリの侵略を受けて、どこにあるのかよく分からなくなっていました。
そのアレチウリが枯れた後、ガガイモが再び顔を出し、大きな紡錘形の袋果に成長していまた。
ガガイモの「イモ」の名は、この紡錘形の袋果の形から来ているそうです。

2012/12/14 ガガイモも葉が枯れて、袋果がよく見えるようになっていましたが、なかなか、実が割れませんでした。
久しぶりに様子を見に行くと、1つの袋果が割れて、種子が飛び始めていました。
しかし、他にいくつかある袋果は、まだ、割れる様子はなく、割れるのはまだ先のようです。
なお、割れた袋果は地面に近い所にあったので、種子が周りの草に絡まってしまっていました。


2012/11/22
ガガイモの袋果の1つが割れて、その種が飛び始めていました。
その場で撮影できなかったので、自宅に持ち帰り、撮影したものです。
白い毛の長さは40mmほどあるため、開くとかなり大きくなります。


ヘクソカズラ(Paederia scandens)
<リンドウ目・アカネ科・アカネ亜科・ヘクソカズラ連・ヘクソカズラ属>

アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草で、全国で見られる。
日本以外では、東アジア一帯に分布し、北アメリカやハワイなどに帰化している。
特有のいやな臭いがあり、これが和名の由来。
葉は対生し、楕円から狭卵形で、長さ4〜10p、幅1〜7p。
花期は7月〜9月で、葉腋から短い集散花序を出し、花をまばらにつける。
花冠は鐘状で長さは1p前後。灰白色で先は5残裂し、中央は紅紫色で毛が生える。
花糸の短い5個の雄しべは、花冠の内部に付く。花柱は2個で、基部で合着する。
果実は、直径5oほどの球形の核果で、黄褐色に熟す。

2012/8/23
多摩川では土手の一角にはびこっています。
同じつる性のヤブガラシやガガイモと勢力争いをしているようで、なんとか住み分けているようです。
なお、花弁は白で、中心が紅紫色のため、お灸を据えた後のように見えることからヤイトバナの別名があります。

果実は、生、あるいは乾燥させたものが薬用になります。
生は臭気が強いのに対し、乾燥させると臭気がなくなるので、乾燥させて使うことの方が多いようです。


2013/7/1
河川敷の除草のタイミングで、今年は、河川敷では見ることができませんでした。
多摩川に行く途中の道端で、植木に絡みついているヘクソカズラを見かけたのみです。
撮影しやすいアングルでしたので、目いっぱい拡大してみました。
中心が紅紫色の白い花弁、白くて長いメシベの花柱の様子が分かると思います。

 
2014/9/1
この頃になると、青々としていた果実も黄色みを帯びてきます。

 
2013/11/13
植栽に絡みついていたヘクソカズラですが、除草されることもなく、結実していました。
直径5mm程の球形で、熟すと黄色くなります。
黄色く見えているのは萼で、その中に2つの核が入っています。


アレチウリ(Sicyos angulatus)
<ウリ目・ウリ科・アレチウリ連・アレチウリ属>
   
<雌花>              <雌花>               <雄花>


<雌花序>              <雄花序>                       .

ウリ科アレチウリ属のつる性一年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
日本では、北海道から四国、九州までほぼ全国に分布している。
世界的には南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニアに帰化している。
茎は数分岐した巻きひげでからみつき、長さ数m〜十数mになり、太い刺状の剛毛がある。
葉は互生し、長い葉柄がある葉は5〜7残裂し、表面はざらつく。
花期は8月〜9月で、葉腋から雌雄で異なる花序を出すが、雌雄同株。
雄花序には10pを超える長柄があり、淡黄白色の花を総状に付ける。
雄花は直径1cm程で、オシベは花糸も葯も合着し、キノコのような形になっている。
雌花序の柄は5p前後と短く、淡黄白色の雌花が頭状に集まって付く。雌花の柱頭は3個。
果実は、長さ15o程の長卵形で、8個前後が球状に集まって付く集合果となる。
果実の表面には短毛と刺が密生し、刺は触るとすぐに取れ、触ったものに刺さる。

2012/8/23
多摩川では河川の縁近くに大きな群落をつくっています。
ヤブガラシ、ヘクソカズラ、ガガイモは主に土手に繁殖しているので、一部でガガイモと競合している程度です。
花は雌雄異花で、雌花は直径6mmほどで球状に集まり、雄花は直径10mmほどで総状に咲きます。
果実には鋭くしなやかな刺が密集し、かたまって結実するそうです。

アレチウリの繁殖力は凄まじく、多くの河川敷で群生が見られるようになったそうです。
多摩川流域では、ツバメのねぐらとなるヨシ原が浸食を受けて影響が出ているそうです。
地域によっては、官民共同で駆除、防除体制を取っているところもある「特定外来生物」です。

 
2012/9/25                       2012/10/17

2012/9/25 アレチウリが結実していました。
まだ、未成熟で青々としていますが、たくさんの刺で守られています。

2012/10/17 枯れたアレチウリの蔓に、茶色く成熟した実がぶら下がっていました。


カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides)
<ウリ目・ウリ科・アレチウリ連・カラスウリ属>
 

 
ウリ科カラスウリ属のつる性の多年草で、雌雄異株。
中国、日本原産の植物で、日本では本州以南に自生する。
花期は8月〜9月、日没後から開花し、翌朝の日の出前にはしぼんでしまう。
カラスウリの花冠の裂片は楕円形で先がすぼまり、その先が細長い糸状になる。
雄花は、1ヶ所に複数付き、数日間連続して開花するが、雌花はほぼ単独で付く。
果実は、未熟時は縦に線の入った緑色であるが、熟すと濃い橙色になる。
カラスウリの果実の周りの果肉は、非常に苦く、食用にはならない。

2015/7/30(雄花)
多摩川へ向かう道路脇で、カラスウリが花を付けていました。
昼間だったので、ツボミとしぼんだ花しか付いていませんでしたので、夕方に期待しました。
19:30頃、広間の場所に行くと、ツボミがしっかりと開花していました。
キカラスウリの花は見た事があるのですが、カラスウリの花を見るのは初めてです。
この花は、花の基部に膨らみがない雄花でした。


2015/8/18(雌花)
どこかに雌株がないか探したところ、少し離れたところで見つけました。
しぼんだ花の基部にしっかりと膨らみが見らる雌花です。
このふくらみが成熟して果実(果実の写真はこちら)になります。
ツボミも付いていました。そのツボミに期待して、再び、夕方訪れる事にしました。


<18:58>               <19:40>               <19:46>
2015/8/18(雌花)
昼間、見に行ったツボミですが、最初に見に行った時には、やっと開き始めたところでした。
1時間ほどして、再度見に行くと、ほぼ、開花してました。
花弁の1枚が解けきっていませんでしたが、見ている内の解けていき、6分後には8割方解けました。


2015/7/30(雄花)          2015/8/18(雌花)          2015/8/18(雌花)
カラスウリの雄花と雌花です。
雄花では、3個のオシベが合着し、その葯の頂部が円柱のように見えています。
雌花では、通常、メシベの柱頭が3裂し、それが角のように花の中央から突き出しています。
ただ、中央の雌花では、柱頭は4裂しているようです。
ただ、花が咲かなくても、花の基部にある子房の有無でも区別できます。


2015/9/14
カラスウリですが、多くの株が除草されてなくなってしまいました。
9月になり、1個だけ結実しているのを見つけました。
まだ、少々若い果実で、淡緑色の縞模様がきれいに出ています。


キカラスウリ(Trichosanthes kirilowii var. japonica)
<ウリ目・ウリ科・アレチウリ連・カラスウリ属>

     .
<17:16>               <20:39>
2012/8/12(雌花)
ウリ科カラスウリ属のつる性の多年草で、雌雄異株。
中国、日本原産の植物で、日本では北海道から本州、四国、九州と全国に自生する。
花期は、6月〜9月と長く、日没後から開花し、翌朝にも咲き残り、昼頃まで咲いている。
キカラスウリの花は、花冠の裂片の先が広がり、その先は細長い糸状になる。
雄花は、1ヶ所に複数付き、数日間連続して開花するが、雌花はほぼ単独で付く。
果実は、未熟時は若干の凹凸はあるが全体に緑色で模様はない。熟すと黄色になる。
キカラスウリの果実の周りの果肉は、甘くて食用になる。
ただし、過熟によりメロンなどと同様に、口内の粘膜を刺激する物質を生成する。

実家近くで見かけたキカラスウリの雄花の開花の様子です。
カラスウリ同様、巻き込んだ糸状の花弁が解けるように展開します。

<カラスウリとキカラスウリの比較>


カラスウリ(雄花)

キカラスウリ(雄花)
カラスウリとキカラスウリの雄花です。似ていますが、花冠の裂片の形やオシベの形が異なります。
カラスウリの花冠の裂片は、楕円形で先がすぼまり、その先が細長い糸状になっています。
キカラスウリの花冠の裂片は、先が広がり、その先が細長い糸状になります。
どちらも夕方から開花が始まりますが、カラスウリは明け方にはしぼんでしまいます。
一方、キカラスウリは翌日の昼頃まで、咲いています。
また、葯の頂部も、カラスウリの方がより円柱に近く、キカラスウリでは丸みが強いようです。



ヒョウタン(Lagenaria siceraria var. gourda)
<ウリ目・ウリ科・トウガン連・ユウガオ属>

2015/7/30 12:33
 
2015/7/30 19:31
ウリ科の植物で、原産地のアフリカから食用や加工材料として全世界に広まったとされる。
最古の栽培植物のひとつで、乾燥した種子は耐久性が強く、海水にさらされても発芽率が高い。
一般に真ん中がくびれた、いわゆるひょうたん型の品種をいう。
しかし、果実の形状は、球形、楕円形、棒状など品種によって様々な形のものがある。
ヒョウタンは、ククルビタシンという苦味成分を含み、嘔吐、下痢などの食中毒症状を起こす。
ただ、品種によってはククルビタシンの含有が少なく、食用になる品種もある。

2015/7/30
多摩川へ行く途中の草原で、地面をウリ科の植物が這っていました。
変色してしぼみかけている雌花と後はツボミがいくつか見られました。
しぼみかけているその花を見て、これはユウガオの花だと思いました。
子供の頃、自宅でユウガオを作っていたので、地を這っているのを見た時にそう思ったのです。
しかし、ユウガオは干ぴょうの原料で、こんな所になぜ生えているのか疑問でした。
日没後、花を見に行きましたが、きれいに咲いていました。ただ、咲いていたのは雄花ばかりでした。

後日、調べてみると、ユウガオはヒョウタンの選別品種とのこと。
ヒョウタンには、苦味成分のククルビタシンが含まれ、食べると食中毒症状を起こします。
インドで、苦みの少ないものが選別、育成されたのがユウガオで、日本に伝わったと考えらています。
という訳で、ヒョウタンならここに生えていても不思議はないと思われ、様子見としました。


2015/8/18              2015/8/18              2015/10/5
8/18 しばらくたって、様子を見に行くと、結実した果実がひょうたん型をしています。
結果として、これはユウガオではなく、ヒョウタンであると分かりました。
良く考えれば、ヒョウタンも野生であれば地を這うのが自然ですよね。
10/5 ヒョウタンの果実、大きくなっていたのですが、2度ほど除草があり、無くなっていました。
しかし、横に寄せられただけでしたので、その後、ツルを伸ばして結実していました。
多くの果実は、葉の下になり、なんとか全体が分かるのはこの1個のみでした。

≪ヒョウタンの雄花と雌花≫


2015/7/30(雄花)         2015/7/30(雌花?)         2015/7/30(雌花)
最初の写真の拡大ですが、左端のツボミには膨らみはなく、中央のものでは膨らみは1つあります。
右端は、花後のものですが、膨らみは2つあるように見えます。
そのため、左端のツボミは雄花、右端の花後のものは雌花と分かりますが、中央は何者?


2015/8/18(雄花)            2015/8/18(雌花?)            2015/8/18(雌花?)
後日、膨らみのない雄花(左)と、膨らみが1つある花(中央と右)を撮影したものです。
右端は、花の下に膨らみが見えています。それをもう少し上から撮ったのが中央の写真です。


2015/8/18(雄花)      2015/8/18(雌花?→雄花)      2015/7/30(雌花)
上の写真の左側と中央の花芯を拡大したものが、左端と中央のものです。
この2つを見比べると、雄花のモジャモジャとしたオシベにしか見えません。
右端の写真は、花後の雌花を拡大したもので、団子が集まったような形のメシベが見えます。
したがって、結論としては、膨らみが1つあったものも雄花であったと言うことになります。
雄花の基部には膨らみはないはずなのですが、膨らみが1つできることがあるのかもしれません。

≪参考≫
ヒョウタンの親蔓(最初に伸びてくる蔓です)には、雄花しか付かないそうです。
雌花は、子蔓や孫蔓の3節目までに付くので、一般には親蔓、子蔓は摘芯してしまいます。
摘芯は、数節を残して行い、出てくる腋芽の良さそうなもの2つを残して、後は摘み取ります。
雄花と雌花が開花したら、人工授粉するのが確実なようです。
今回、見かけたものは何もされていないので、親蔓も子蔓も伸び放題。だから雄花が多かったんですね。
なお、雌花はしっかり受粉していたようで、果実は10cmほどになっていました。


ツルレイシ(Momordica charantia var. pavel)
<ウリ目・ウリ科・ツルレイシ連・ツルレイシ属>

ウリ科・ツルレイシ属のつる性1年草で、熱帯アジア原産の栽培品種。
日本では、南西諸島や南九州で多く栽培されているが、近年は、夏の日除け用に栽培されることも多い。
標準和名の「ツルレイシ」より、沖縄での呼び名である「ゴーヤ」あるいは「ゴーヤー」の方がよく使われる。

2012/10/24
多摩川の川縁に小さな群落があり、黄色い花が咲いているが気になっていました。
撮り忘れていたのを思い出し、まだ、花が咲いていたのを撮ったのがこの写真です。
ウリ科の花だとは確認していたのですが、ツルレイシとは思っていませんでした。
果実を見ればすぐにわかったんですが、あいにく、果実は見当たりませんでした。

見たことはないのですが、成熟すると黄色くなり、裂けて赤い種子が出てくるそうです。
赤いのは種子を覆う仮種皮で、ゼリー状で甘いそうです。


2013/8/29
多摩川での散歩の帰り道、ツルレイシのグリーンカーテンで完熟の果実を見かけました。
果実が裂開しているものもあり、中の赤い種子も見えています。


ヤマノイモ(Dioscorea japonica)
<ヤマノイモ目・ヤマノイモ科・ヤマノイモ属>
 
ヤマノイモ科・ヤマノイモ属のつる性多年草で、日本原産種。
日本では、北海道南西部から本州、四国、九州に分布している。
海外では、朝鮮半島から中国に分布する。
雌雄異株で、種子のほかムカゴでも繁殖する。
雄花序は、葉腋から数本が直立し、白色の小さな花を多数つける。
雌花序は、葉腋から下垂し、白色の花がまばらにつく。
地下には1本の芋があり、地上部の成長と共に縮小し、秋には新たな芋と置き換わる。

2012/9/13
多摩川へ行く途中の公園脇で、見かけました。
この株は雄株で、雄花の花序は直立しています。雌花の花序は下垂するそうですが見当たりませんでした。
ヤマノイモは、自然薯(ジネンジョ)や山芋(ヤマイモ)と呼ばれ、山で掘られていたものです。
近年は、山芋掘りが禁止されたり、数が減ったりで、栽培品が増えているそうです。



ヤマノイモの果実

   .
2014/9/13                2014/10/25                2014/10/25
9/13 相模原の16号線沿いで見かけたヤマノイモの若い果実です。
垂れ下る花序に、さく果は下向きに付き、3つの丸い翼があります。
10/25 一ヶ月強が過ぎて熟し初め、未熟な黄褐色ものや熟して褐色になったものが混じっていました。


2014/11/30
ヤマノイモの葉はすっかり枯れて無くなり、枯れた果実が風に揺られていました。
その一部を持ち帰って、割ってみました。1つの翼の中に、2つの種子が入っていました。
種子には、丸い翼が付いており、風に乗って良く飛びそうです。



ナガイモ(Dioscorea batatas)
<ヤマノイモ目・ヤマノイモ科・ヤマノイモ属>

ヤマノイモ科・ヤマノイモ属のつる性多年草で、中国原産の栽培品種。
ナガイモは、ヤマノイモとは別種のヤマノイモ属で、風味などが異なる。
ナガイモは、概ね、以下の3つに分類される。
ナガイモ群(円柱状の芋):粘りが少なく、きめも粗い。栽培が容易なため、生産量も多い。
ツクネイモ群(丸っこい芋):粘り、きめが最も細かく、ヤマノイモと並び、美味。
主に、丹波・篠山や奈良・三重で生産され、関西でヤマイモというとこの群を指す。
イチョウイモ群(イチョウ型の芋):大和芋のことで、ナガイモよりムチンが多く、粘りも強い。

2012/9/5
多摩川へ行く途中の公園脇に生えていたものです。
雄花は枯れて、ムカゴができていました。


2013/6/18
昨年見かけた所に、今年も盛大に絡みつき、花を咲かせていました。
昨年は、既に花が枯れてムカゴが大きくなっていた時期ですので、確証は持てませんでしたが、
今年は、花が咲き始める前に確認ができました。結論は、ナガイモであろうということです。
ヤマノイモの雄花は、真っ直ぐに近い形で立ち上がります。
しかし、ナガイモの雄花は、上の写真のようにそこまで真っ直ぐには伸びません。
根元の芋を掘りだせば、もっと、確実に判断できるのですが、私物ではないので、そうもいきません。
地域的には、ナガイモ群に属する品種の可能性が高いと思われます。

 
2013/7/9
なんとかナガイモの花をと思ったのですが、色が黄色っぽくなった後、枯れてしまいます。
そのため、左の写真のようなところしか撮れませんでした。

 
2013/10/1
秋の深まりと共に、ナガイモの葉が黄色くなり始め、ムカゴもかなり大きくなりました。


オニドコロ(Dioscorea tokoro)
<ヤマノイモ目・ヤマノイモ科・ヤマノイモ属>
 
ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で、日本各地の山野に自生している。
雌雄異株で、ヤマノイモに似るが、葉が互生で、ムカゴを作らないなどの違いがある。
根は、食用には適さないが、灰汁であく抜きすることで食べることはできる。

2013/7/10
多摩川に向かう道路脇の民家で、植木に絡みついているオニドコロを見かけました。
盛大に絡みつき、大量の花を咲かせていました。
オニドコロの雄花序は直立するそうですが、花序が大きすぎて垂れ下っているものもあります。



 <雄花>      <雄花花序>      <雌花>       <雌花花序>
2015/8/21
  新潟の胎内へ向かう途中、只見線の越後須原駅手前の川沿いで見かけました。
最初に目に付いたのは雄花でしたが、直ぐ近くに雌花もあり、両方を撮影できました。

   .
2013/11/24
奈良の室生寺へ向かう参道脇で見かけたオニドコロの果実です。
垂れ下る花序に、楕円形のさく果は上向きに付き、3つの翼があります。
果実の翼の部分に種子が入っており、裂開して各々2個の種子が出てきます。
種子にはカエデの種子のように翼があり、風に乗って飛びます。



ツヅラフジ(Sinomenium acutum)
<キンポウゲ目・ツヅラフジ科・ツヅラフジ属>
 
ツヅラフジ科ツヅラフジ属の落葉つる性木本で、在来種。別名は、オオツヅラフジ。
日本では、本州の関東南部から四国、九州、南西諸島の林縁に自生している。
大きくなると樹高は10mに達し、幹は直径3cmほどになる。葉は互生する。
葉身は、幅10cm、長さ10cm程までになり、切れ込みのないものから7裂するものまで多彩。
雌雄異株で、ときには同株になる。枝先や葉腋から円錐花序を出し、淡緑色から白色の花を付ける。
花弁と萼片は6個あり、雄花のオシベは10個前後、雌花の花柱は3個ある。

2012/6/13
多摩川への道路脇の街路樹の下に生えていました。
最初、ヤマノイモかと思ったのですが、葉が互生している点、ムカゴがないことからオニドコロとしていました。
ただ、葉も小さいし、花序や花の形がオニドコロと微妙に違うため、別種の可能性もあると思っていました。
その後も、いろいろと調べていたのですが、オニドコロではなく、ツヅラフジではないかと思えてきました。
ただ、地面を少し這っている程度の小さな株ですので、断定とまでは行きません。
花色が白すぎる気がしますが、花の付き方などから、オニドコロよりは近いと思っています。
なお、場所柄、年に何度か除草されてしまうので、大きく育つことがありません。


アオツヅラフジ(Cocculus orbiculatus/Cocculus trilobus)
<キンポウゲ目・ツヅラフジ科・アオツヅラフジ属>
 
2012/5/30                 2013/6/11     .
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本で、北海道から九州の山野に分布している。
海外では、朝鮮半島から中国南部、フィリピンなどに分布する。
雌雄異株で、枝先と葉腋に小さな花序をだし、黄白色の花をつける。
花弁と萼片は6個で、雄花のオシベは6個、雌花にはメシベが1個と仮オシベが6個ある。
果実は球形の核果で、熟すに従い薄紫から白粉を帯びた黒色になる。

多摩川への道路脇の植栽に絡みついて、花を咲かせていました。
微妙に色合いが異なっていますが、どちらも雌花です。
花弁のように見える大小3個づつの大きなものは萼片で、その内側に6個見えるのが花弁です。
花弁の先端は2つに割れており、左の写真では先端が茶色くなっているので分かりやすいと思います。
中央にはメシベがあり、その柱頭は6個あります。

 
2012/5/30                       2013/7/5
5月末に咲いていた雌花ですが、7月には結実して、緑色の果実が付いていました。
球形の果実が5個付いているものは、見た目が梅鉢紋にそっくりです。


2012/7/5                 2013/7/25                 2013/8/19
7月初めには緑色であった果実も、7月末には薄紫から濃紺に色付き始めています。
8月になると完熟状態で、全て白粉を帯びた黒に近い濃紺になっていました。


ニホンハッカ(Mentha canadensis var. piperascens)
<シソ目・シソ科・イヌハッカ亜科・ハッカ連・ハッカ属>
 
シソ科ハッカ属の多年草で、全国に広く分布している。
日本以外では、朝鮮半島から中国、シベリア、サハリンなど東アジアに分布する。
ニホンハッカとされるものは多いが、純日本産のものは少なく、中国産やスペアミント系との交雑品種もある。
ニホンハッカは、自生種だけの呼び名ではなく、国外栽培のものも含めた呼び名である。
ニホンハッカは、メントール含有量が多く、強いハッカ臭があり、全体に軟毛が多い。
地下茎があり、茎は4稜形で高さ20〜60p程度になる。茎には曲がった毛がある。
葉は対生し、葉柄が仮輪より長い。葉身の長さ2〜10pの長楕円形で先が尖る。
葉縁に不規則な鋸歯がある。葉には小さな腺点があり、伏毛がある。
輪散花序を葉腋に付け、多数の花が密集して仮輪を作る。仮輪と仮輪の間は離れる。
花冠は、紅紫色から白色まで変化に富む。長さ4o程で軟毛がある。
上側の裂片は大きくて2裂し、下側の裂片3個は楕円形で鈍頭。
雄しべは長さ5o程で、花冠より飛び出す。
以前、ニホンハッカはヨウシュハッカ(Mentha arvensis)の変種として扱われていた。
しかし、最近は北アメリカのアメリカコーンハッカと東アジアのハッカをひとまとめとする見解がある。
つまり、両者を合わせて広義のMentha canadensisとして扱うものである。

2012/8/22
多摩川に行く途中の道端で、地面に倒れかかるように枝を伸ばし、白い花を付けていました。
葉は、対生し、細長い楕円形で先が尖り、縁には鋸歯がある。
花は、写真のものは白花ですが、薄紫のものもあり、葉腋に輪生します。
花の形は、唇形花で、萼は5裂し、萼片の先はとがっています。

ヨウシュハッカも帰化しており、葉先が丸い点、萼片の先がとがらない点で区別できます。


スペアミント(Mentha spicata)
<シソ目・シソ科・イヌハッカ亜科・ハッカ連・ハッカ属>

シソ科ハッカ属の多年草で、地中海沿岸が原産地。
日本では、各地で栽培されているが、一部で野生化している。
世界的には、ヨーロッパから西アジア、中東、アメリカと広く移入分布する。
草丈は30〜60cm程度で、葉は対生し、槍の穂先のような形で、縁に鋭い鋸歯がある。
夏から秋にかけて茎の先端に長さ5cm程度の花穂を出し、白から淡紫色の花を多数つける。
不稔性であることが多く、地下茎により栄養繁殖する。

スペアミントと呼ばれる植物には、以下のようなものがある。
●Mentha spicata/Mentha viridis:全草の色からミドリハッカ、伝来地からオランダハッカと呼ばれる。
●Mentha spicata var. crispa:葉が縮れていることからチリメンハッカ、カーリーミントと呼ばれる。
●Mentha × gentilis/Mentha cardiaca:ジンジャーミント、スコッチ種と呼ばれる栽培品種である。
●Mentha longifolia/Mentha silvestris:葉が長くて毛があることからナガバハッカ、ケハッカと呼ばれる。
しかし、ハッカ属は交雑しやすく、形質の遺伝が不安定なため、形態のみからの正確な分類は困難である。

2012/9/3
多摩川に行く途中の道端で、多くの枝を伸ばし、その先に穂状の花序を付けていました。
この花序の形とか葉の形が槍(spear)に似ていることが、名前の由来とされています。
花は、白花から淡紅色で、4深裂した管状で、輪生して密生しています。

スペアミントと呼ばれるものには、何種類かありますが、ミドリハッカと呼ばれる品種と思われます。

レモンバーム(Melissa officinalis)
<シソ目・シソ科・イヌハッカ亜科・ハッカ連・セイヨウヤマハッカ属>
 

 
シソ科セイヨウヤマハッカ属の多年草で、ヨーロッパの中南部、西アジア、北アフリカ原産。
湿り気のある場所などに生え、葉にレモンに似た香りがある。
初夏に葉腋にシソ科特有の唇型の白い花を付ける。
和名は、セイヨウヤマハッカ、あるいはコウスイハッカである。

2012/7/13
多摩川の河原に行く途中の道端に大きな株がありました。
花の形からシソ科の植物と推測されますが、なかなか同定できませんでした。
そのため、似ているイヌトウバナとしていましたが、いろいろ調べていて本種と同定しました。
シソ科の植物も似たものが多いので、同定するのは難しいですね。


メドウセージ(Salvia guaranitica)
<シソ目・シソ科・イヌハッカ亜科・ハッカ連・アキギリ属>

2013/6/11              2013/7/17                 2013/7/10
シソ科アキギリ属の宿根多年草で、南米原産の園芸品種。
耐寒性、耐暑性ともに強いので、日本では、多くの地域で植栽されている。
学名が示す通り、サルビアの仲間で、サルビア・ガラニチカとも呼ばれる。
なお、日本での流通名のメドウセージは、本来はサルビア・プラテンシスを指す名前。
流通の初期に、名前を取り違えられて、それが定着したものと思われる。
草丈は1mを超え、花穂には一方向に並んだ青紫色の花を付ける。

多摩川への道路脇の公園で、昨年から植栽され、紫の花を咲かせていました。
昨年は名前を調べている余裕がなかったのですが、今年、改めて調べてみました。
その結果、本種と分かりました。なお、表示名は、流通名を使用しています。
サルビアの花としては大ぶりで50mm程あり、ヘビが口を開けて舌を出しているような形をしています。


ヤグルマハッカ(Monarda fistulosa)
<シソ目・シソ科・イヌハッカ亜科・ハッカ連・ヤグルマハッカ属>
 
シソ科ヤグルマハッカ属の多年草で、北アメリカ原産の園芸品種。
北アメリカには二十種ほどが分布している。
名前は、花の付き方が鯉のぼりの矢車に似て、葉に薄荷のような芳香があることに由来する。
花色は、淡紫色から白色で、シソ科特有の唇形花。茎は中空で細く、密生して生える。

2013/7/11
多摩川への道路脇の公園で、植栽されているのを見かけました。
初め、名前が分からなかったのですが、他の調べものをしていて、本種と気付きました。
アップの写真しか撮っていませんが、草丈は1m以上あり、まとまって咲いていました。


ニガクサ(Teucrium japonicum)
<シソ目・シソ科・キランソウ亜科・ニガクサ属>

シソ科・ニガクサ属の多年草で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州と全国の野山の湿ったところに生える。
海外では、朝鮮半島から中国に分布している。
葉は対生し、1cm強の葉柄と10cm程の先の尖った長楕円形で、不規則な鋸歯がある。
枝先に花穂を出し、1cmほどの淡紅色の花を付ける。
上唇は小さくて2深裂し、下唇は3裂し、中央の裂片は大きく垂れさがる。
オシベとメシベは上唇の裂け目から外に突き出すが、メシベが特に大きくて目立つ。
萼には、まばらな短毛が生える。良く似たツルニガクサは、この萼に腺毛が生えているので区別できる。

2013/7/5
多摩川への道路と交差するJR南武線の土手下で、本種を見かけました。
既に花は終わりに近く、花穂の先の方に少し咲き残っている程度でした。
近くをよく見ると、奥の方の薄暗いところにもあり、まだ、咲き始めたところのようでした。
さて、花の形からシソ科の植物と検討を付けて、探し始めたのですが、なかなか同定できません。
メシベがこれほど外に飛び出した独特な形をしているので、直ぐに分かると思ったのですが、見つけ切れませんでした。


   2014/6/9                2014/6/13               2014/6/13

     2014/6/27                2014/6/27            2014/6/23
本種の今年の成長の様子です。やはり、日当たりの良し悪しで花穂の成長には、かなり差が生じます。
さて、本種の同定に関してですが、1年経ってやっとニガクサと分かりました。
ちょっと、メシベの特徴に捕らわれ過ぎていて、見落としていたようです。


アレチハナガサ(Verbena brasiliensis)
<シソ目・クマツヅラ科・クマツヅラ連・クマツヅラ属>

クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草で、南アメリカ原産の帰化植物。
日本では、本州から四国、九州に分布しており、分布域を広げつつある。

2012/6/13
多摩川では川の縁の草むらに交じって生えていました。
薄い赤紫の小さな花が、細長い花序を咲き上って行きます。
花は小さくても、チョウやハチなどがよく訪れていました。


2012/10/17
多摩川の川縁に生えていたアレチハナガサですが、花序が長くなり、同じ花とは思えないような形です。

ヤナギハナガサ(Verbena bonariensis)
<シソ目・クマツヅラ科・クマツヅラ連・クマツヅラ属>

クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草で、南アメリカ原産の帰化植物。
日本では、本州から四国、九州に分布している。

2012/9/5
多摩川では川の縁の草むらに交じって生えていました。
アレチハナガサと異なり、茎の頂に花序を出し、花は密に付きます。
花は長さが1cmほどの筒状になっています。


2012/10/21
ヤナギハナガサは、アレチハナガサと異なり花序が伸びないので、姿かたちはあまり変わりません。
ちょうど、モンシロチョウが給蜜に訪れていました。

 
2013/7/9
ヤナギハナガサの花期は7月〜9月、条件によってはもっと長く咲きます。
昨年は10月末でも咲いていました。
ただ、咲き始めの頃には撮影していませんでしたので、追加したものです。


イワダレソウ(Phyla nodiflora)
<シソ目・クマツヅラ科・シチヘンゲ連・イワダレソウ属>

クマツヅラ科・イワダレソウ属の多年草で、日本では本州南岸から南西諸島に分布している。
日照時間が短くても育ち、乾燥にも強いので、砂地や荒れ地の緑化用に選別品種が利用されている。

2012/6/29
工事後の裸地を覆う用途で植えられたものが、何らかの形で逃げ出して繁殖したもののようです。
花色は、赤紫のものと、それが極淡くなったものの2種類があるように思われます。

※ 近くの工事後の裸地では、数か月で完全に覆い尽くしていましたので、相当繁殖力が強いようです。

 
2013/7/3(白花)                     2013/7/3
 
2013/6/19(白花)                     2013/7/11
公園の一角にイワダレソウが植えられている所があったのですが、一面を覆い尽くしていました。
そこから少し離れた木の根元に、白い花のみを付けているイワダレソウの小さな群落がありました。
赤紫のものに混じる色の淡いものより、純白に近い色の花を付けていました。


2015/6/12
斜面の緑化に使用されているイワダレソウです。2年で広大な斜面を埋め尽くしてしまいました。
この季節、一面に花を咲かせ、斜面を赤紫色に染め上げていました。
ただ、所どころ、込み過ぎて茎が立ち上がり、花の少ないこんもりと盛り上がった所があります。
その1ヶ月後には、埋め尽くして行き場を失い、斜面全体が一段と盛り上がり、花が見えなくなりました。


ランタナ(Lantana camara)
<シソ目・クマツヅラ科・シチヘンゲ連・シチヘンゲ属>

2013/5/29                  2013/7/9                   2013/9/24
クマツヅラ科シチヘンゲ属の常緑小低木で、中南米原産の帰化植物。
日本には、江戸時代に渡来したとされている。
現在では、世界中に帰化植物として定着し、熱帯や亜熱帯では厄介な雑草として扱われている。
一般にランタナ・カマラ種をランタナ、ランタナ・モンテビデンシス種をコバノランタナと呼ぶ。
和名はシチヘンゲ(七変化)で、花色は赤、橙、黄、白などで、順次花の色が変わって行くことに由来する。
なお、ランタナ・カマラ種では、花色が変化するが、ランタナ・モンテビデンシス種は変化しない。
果実は、熟すと黒くなる液果で、有毒と言われている。ただ、鳥類に対しては無毒。

多摩川への道路脇の公園などで見かけたランタナです。
黄色から朱色、白からピンクに変わる品種と、黄色で色変りしない品種です。
黄色のランタナ・イエロー・スプラッシュは、埼玉県の栽培農家が作出した園芸品種だそうです。
なお、道路脇で半野生化して、大きな株に育ったものもありました。

 
2013/7/9
道路脇で半野生化したランタナで、結実したものがありました。
最初は緑色をしていますが、成熟と共に紫から黒と変わって行きます。


ウリクサ(Lindernia crustacea)
<シソ目・アゼナ科・アゼナ属>
 

 
アゼナ科アゼナ属の一年草で、日本全国に分布している。
日本以外では、朝鮮半島、中国、東南アジアに分布する。

2012/8/28
多摩川に行く途中の道端で、地面を這うように枝を伸ばし、その先に紫の小さな花を付けていました。
花の基部の萼は5裂しており、花後にできるさく果は、その萼にすっぽりと包まれている。

右下の写真は、近くに咲いていたトキワハゼと比較にために写したもので、その小ささが分かると思います。


シュッコンネメシア(Nemesia denticulata cv. Confetti)
<シソ目・ゴマノハグサ科・ウンランモドキ属>
 
ゴマノハグサ科ウンランモドキ属の多年草で、南アフリカ原産の園芸品種。
草丈は数十cmになり、茎の先に総状花序を出す。
花色は、青、紫、ピンク、白と多彩で、仮面状花を固めて付ける。
1年草のネメシア・ストルモサに対して、多年草である本種にシュッコン(宿根)を冠したもの。

2013/7/10
多摩川に行く途中の道端で、他の草陰から花を出しているのを見かけました。
花の形からウンランの仲間かと思ったのですが、ウンランモドキ(ネメシア)の仲間でした。
仮面状花に距が出ている所などは、ウンランの花と良く似ています。


ホソバウンラン(Linaria vulgaris)
<シソ目・ゴマノハグサ科・ウンラン属>

ゴマノハグサ科ウンラン属の越年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物。
日本では、北海道から本州の近畿地方、四国辺りまで分布している。
花の形はウンランと良く似た仮面状花で、花冠の長さは30mm程になる。
上唇は2裂し、下唇にはオレンジ色の隆起があり。その後ろに細長い距がある。

2013/9/27
何時も乗り降りしている駅のホーム脇で、春から花を咲かせていました。
なかなか撮影する機会がなく、やっと撮影できたのは秋でした。
当初、観賞用に移入されただけに、野草の中ではきれいな花です。


ゴマ(Sesamum indicum)
<シソ目・ゴマ科・ゴマ属>
 
ゴマ科ゴマ属の1年草で、原産地はアフリカ大陸説が有力。
日本でも栽培はされているが、主な生産地は中国やインド。
草丈は1mを超え、葉腋に薄紫色の花を付ける。
白ゴマ、黒ゴマ、黄ゴマ(金ゴマ)など、種子の外皮の色によって分類される。
欧米では白ゴマ、アジアは白ゴマ、黒ゴマが半々、金ゴマは主にトルコで栽培される。

2013/8/13
河川敷のあまり手入れされていない花壇らしき所に、ゴマが生えているのに気が付きました。
無秩序に数株生えているだけなので、栽培しているという訳ではなさそう。
まだ、下の方の花が咲き始めたばかりなので、果実は付いていませんでした。

 
2013/9/9
ゴマがかなり成長して、草丈は1mを超えていました。
花後に果実が大きくなってきていましたが、まだ、青々として未成熟でした。
その後、気が付くと誰かに収穫されたようで無くなっていました。


サンゴバナ(Justicia carnea)
<シソ目・キツネノマゴ科・キツネノマゴ属(ジャスティシア属)>
 
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑小低木で、原産地はブラジル。
草丈は1〜2mで、先の尖った長卵形の葉を対生する。
枝先に数十個の花が集まった円錐花序を付け、ふんわりと盛り上がったように咲く。

2014/6/17
多摩川への道路脇の公園で見かけました。
ピンクの特徴的な花なので、次ぐに分かるかと思ったのですが、以外と同定に時間がかかってしまいました。
ピンクの花色からフラミンゴプランツ(Flamingo plant)とも呼ばれるサンゴバナでした。

 
2015/9/4
今年は花の咲くのがずいぶん遅く、9月に入る頃咲き始めました。
開花している花穂は少なくて、後の花穂は、まだ、花が見られませんでした。


クワクサ(Fatoua villosa)
<バラ目・クワ科・クワクサ属>
 
クワ科クワクサ属の1年草で、日本では、本州、四国、九州、沖縄に分布する。

2012/8/21
散歩コースの多摩川への道路脇で見かけました。
葉腋に変わった形の塊が付いていましたが、それが何なのか分からず、名前も不明でした。
偶然、クワクサと分かり、葉腋に付いていたのは、雄花と雌花の球状の花序でした。
もう少し経てば、花(といっても極めて地味なようです)が咲く所だったようです。
しかし、その後、フォローしていませんでしたので、気が付いた時にはなくなっていました。


カナムグラ(Humulus japonicus)
<バラ目・アサ科・カラハナソウ属>

日本全国の日当たりの良い道端などによく生育しているつる性の雌雄異株の1年草。
海外では、中国、台湾などに分布し、北米では園芸用に栽培されたものが野生化している。
茎や葉柄に刺があり、物によく絡み付くので、取り除くのには骨が折れる。

2013/5/8
多摩川の川縁で見かけた、まだ、蔓を伸ばし始めて間がないカナムグラです。
葉の特徴だけから、本種としました。


2013/8/27
夏の終わり頃には、ずいぶんと大きく広がり、花茎を伸ばしていました。
穂状の花を多数付けていますので、この株は、雄株ですね。
残念ながら、近くに雌株は見当たりませんでした。

雄株と雌株の花の違いは、こちらをご覧ください。









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