姫路城 インデックス
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春の姫路城 [2021/3/30]
春の桜の頃に、姫路城を見に行きたかったのですが、なかなかタイミングが合わず、お預けになってました。 TV等で姫路城の桜が満開に近いと報道されていて、今年もダメかと半ばあきらめていました。 それが、この日、予定がなくなってポッカリと空き時間ができ、急遽、行くことにしました。 桜は満開を少し過ぎ、ちらほらと散っている花弁が見られる程度で、良いタイミングでした。 三の丸広場を回って、御本城の桜を堪能し、菱の門の手前から三の丸広場の縁に出ました。 三の丸広場の縁にそって「官兵衛普請の石垣」に出て、そこから姫路神社の横を通って、裏に出ました。 地元の方々でしょうか、裏の姫山公園でシートを広げて談笑されていました。人が少ないので良い場所です。 そこから内堀に沿ってぐるりと回り、桜門橋に戻りました。もう少し楽しみたいので、再び、大手門へ。 三の丸広場を動物園のある、先ほどとは逆回りに少し散策し、帰途に着きました。 下記は抜粋したものです。桜と姫路城の詳しい様子は、こちらをご覧ください。 写真の左手には、カの櫓から姫路城の入城口、右手に西小天守と大天守が見えています。 大小天守閣の下の方には、その左手にチの櫓、右手に帯の櫓が見えています。 三の丸広場の周囲の桜の木の周りに人が集まり、広場の中はごらんの通り、ガラガラでした。 三の丸広場から横に反れて、御本城に植えられている桜を観賞。ここにも多くの人がいました。 そこから姫路城の入城口の方に周り、三の丸広場の縁に出ると桜越しに大小天守閣を見ることが出来ます。 今回は、時間の関係で天守閣の方には入らず、三の丸広場の縁に沿って「官兵衛普請の石垣」の方へ進みました。 その途中で、三の丸広場を撮ったのが上記の写真で、広いので2枚を合成しています。 右端に見えているのはカの櫓で、三の丸広場の周囲に多くの桜の木が植えられているのが分かります。 さらに進んで内堀を渡るのですが、その堀の縁に寒椿と桜の並んでいる所がありました。 その先の喜斎門跡付近からは、帯の櫓とその後方に覗く大天守を見ることができます。 姫路神社の横を通って裏の姫山公園に出、さらに北勢隠門跡を横目に進むと、内堀の畔に出ます。 ここでは内堀の両岸から桜が張り出し、良い景色を作っていました。 内堀の角までくると、左の写真のように正面に大手門が見えてきます。 右側の写真は、その大手門の手前にかかる桜門橋から、左の写真とは逆方向を撮ったものです。 この日の見納めにと、再び大手門から三の丸広場の方へ入り、動物園の方へ行ってみました。 ここからは、三の丸広場の右側の桜並木越しに大小天守閣が見えます。 さらに進むと、右側の通路沿いの桜並木、その通路の先に大小天守閣が見えます。 |
夏の姫路城 [2015/7/20]
平成の大修理が2015年(平成27年)3月18日に完了したので、どう変わったのか見に行ってきました。 屋根瓦の全面葺き替え、屋根目地漆喰の全面補修などが行われたため、白鷺城の名に恥じない白さに戻りました。 白い雲の浮かぶ青い夏空に、白い大天守が良く映えていました。 この白さは、瓦が新しくなったこともありますが、屋根目地漆喰の白さが際立っていることによります。 瓦1枚毎に白い漆喰で目地を埋め、かまぼこ型に覆っていて、下からでは漆喰で瓦がほとんど見えないためです。 この白い漆喰ですが、一般的には1年ほどでカビにより黒ずんでしまうそうです。 そのため、防カビ剤を使用してカビの発生を抑えているそうで、3〜5年は白さを保ってくれるとのこと。 ところで、白鷺城をどう読むか、漢学的な名称なので「はくろじょう」を正しい読みとしていたことがあります。 そのため、姫路市内の市立小中学校の校名は、白鷺(はくろ)の読みとなっています。 しかし、現在では、書籍に「はくろじょう」「しらさぎじょう」を併記しているもの、 「しらさぎじょう」の読みのみ記載したものがあり、「しらさぎじょう」の読みが普及しつつあるようです。 左は、桜門橋越しに見た大小天守閣です。その下に見えているのは、西の丸の城郭になります。 このアングルからだと、西小天守の後ろに、乾小天守が少しだけ顔を見せていますね。 桜門橋は、復元された2007年から8年経過していますので、すっかり古びた色合いになりました。 復元されて間もない頃と比較すると、ずいぶんと黒ずんで、違和感が無くなったように思います。 右は、三の丸広場の手前にある世界遺産登録を記した石碑と大天守です。 撮影スポットになっていて、入れ代わり立ち代わり人が来るので、この1枚を撮るためにずいぶん待ちました。 石碑の後ろ、松の上に少し顔を出しているのは、三の丸広場に1本だけある大きなイチョウの樹です。 石碑の横から三の丸広場に入って撮ったのが左側の写真です。先ほどのイチョウが右側に見えます。 三の丸広場の中の植栽は、このイチョウの樹1本のみで、後は周囲に桜の樹が植えられています。 広場の中では、このイチョウの所にだけ日陰ができるので、人が集まっていますね。 さらに広場を進むと、途中からは芝生の広場となります。立ち入り禁止になっていたので、中に人はいません。 そのため、右のように緑の絨毯の上に周りの櫓を従えた大小天守の雄姿を、うまく収めることができました。 三の丸広場の端の方から見上げた大小天守閣と大天守の最上階、鯱の写真です。 この写真ではそれほど白く見えていませんが、夏の太陽に照らされた屋根は本当に白く見えます。 前にも記しましたが、盛り上げた白漆喰で瓦1枚毎に目地を覆っていて、その白さが全体を白く見せています。 左のアップの写真で、鯱の間に白(漆喰)と黒(瓦)が交互に並んでいますが、これを斜め上から見ると、 もり上がった白漆喰が瓦を隠して、屋根に見える白っぽい縦線のように見えるのです。 ちなみに、その間に見えている黒っぽい腺は、丸瓦の間に敷かれた平瓦で、平瓦に目地漆喰はないためです。 左の写真は、西の丸を囲んでいる城郭で、左がワの櫓、右がカの櫓です。 右の写真は、上山里丸を囲んでいる城郭で、左の1段高い所がリの二渡櫓、その隣の低い所がリの一渡櫓、 その先の角の所がチの櫓です。その右手が西小天守で、大天守の一部が端の方に見えています。 三の丸広場から見た大天守とその左側の城郭です。 左端の横に長いのは菱の門で、姫路城の数ある門の中でも最大で、大変豪華な造りとなっています。 その上部で斜めに見えているのは化粧櫓です。 本多忠刻と再婚し、姫路城で約10年間過ごした千姫のために造られました。 大天守の右下角にあるのが太鼓櫓(たいこやぐら)/ヘの櫓で、その右下が帯郭櫓(おびくるわやぐら)です。 桜門橋の右手に続く内堀とその石垣です。左の写真には、大手門(桜門)が見えています。 内堀は、右の写真の石垣の角の所で折れて、右奥の方に続いています。 上記の内堀沿いに歩き、さらに5分程道路沿いに進むと城見台公園に着きます。 そこに設置されている姫路城大天守の鯱のレプリカ、その尻尾の所に銘が刻まれています。 この1対の鯱は、姫路の光洋製瓦株式会社が製作し、寄贈したものだそうです。 この鯱1尾で高さ190cm、重さ250Kgあり、同じものが後ろに写っている大天守の上に乗っています。 |
秋の姫路城 [2009/11/25]
秋も遅くなってしまったのですが、紅葉の姫路城を見たいと思い、出かけました。
平成の大修理が2009年(平成21年)10月9日から始まり、大天守が見られなくなるためです。 まだ、準備期間中ということで、工事が始まったようには見えませんでした。 しかし、来年の4月から素屋根の工事が始まり、徐々に大天守が覆われていく予定でした。 そのため、秋の大天守を見ることができるのは、今回を逃すと工事が終わるまで待たなければなりません。 それで、少し遅めでしたが、紅葉の姫路城を見たいと出かけたしだいです。 少し遅めだったのが良かったのか、紅葉や黄葉がみごとな色付き具合で、十分に楽しめました。 左は大手前通りから姫路城方向を撮ったもので、右手のイチョウ並木の黄葉が見事でした。 右は三の丸跡の三の丸広場から撮った大天守です。中ほどにあるイチョウの黄葉が一際目立ちました。 公園の外れにモミジの紅葉も見られますが、紅葉が霞んでしまうほど、見事な黄葉でした。 順序が逆になってしまいましたが、内堀の外から石垣越しに見た大天守です。 石垣の後ろに見えているのは紅葉した桜ですが、かなり落葉していて、上部がちょっと寂しくなっていました。 石垣の上部に黄葉した葉が見えていますが、葉の形からアカメガシワ(春の新葉は赤い)と思われます。 手前に見えている桜門橋は、昨年の写真と比較すると上面が黒くなり、幾分、古びてきました。 右の写真は、桜門橋の右手の石垣ですが、桜の紅葉とアカメガシワの黄葉が続いています。 右側に写っているのは、おそらく紅葉したメタセコイアだと思われます。 三の丸広場の周囲には多くの桜が植えられており、春の桜の季節には大賑わいとなります。 その桜が秋には紅葉を見せてくれます。ちょっと遅かったようで、上部が落葉して寂しくなってますね。 三の丸広場は、一部は芝生の広場となっていますが、その内側には植栽はほとんどありません。 あるのは1本のイチョウの大木だけなので、その黄葉が非常に目を引きます。 奥の方にモミジの紅葉が見られますが、この位置からではその紅葉も霞んでしまいます。 三の丸広場の外れまで行くと、紅葉の赤が目立ってきます。 紅葉と大天守を写したいと思ったのですが、周りに常緑樹があるのでちょっと控えめです。 ではと、さらに近づくと紅葉はみごとな写りとなりますが、大天守が見えなくなります。 手前のチの櫓が大天守を隠してしまうため、このアングルで両方を入れるのは無理なようです。 姫路城大天守の鯱は、1803年製の江戸時代のもの、1910年製の明治のもの、1958年製の昭和のものがあり、 現在は、傷みのひどかった昭和の鯱瓦をコピーした平成の鯱瓦となっています。 その平成の鯱瓦は2対4尾が制作され、出来上がりの良い2尾が使用されているそうです。 なお、鯱瓦は、奈良の山本瓦工業と姫路の光洋製瓦株式会社の鬼師が、奈良に集まって製作したとのこと。 話は変わりますが、大手門から徒歩5分ほどの城見台公園に、復元した鯱瓦が展示されています。 この鯱には、「平成元年1月 構井一巳 作」と銘が入っていました。姫路で作成され、寄贈されたようです。 その1対の鯱の間から大天守が望めるため、上記のような面白い写真が撮れます。 人は入れていませんが、うまくポーズを付けると面白い記念写真が撮れると思います。 |
秋の姫路城 [2023/11/28]
今年は暖かい日が続いていたのですが、そこから一気に冷え込んで、きれいな紅葉が見られそう。
ということで、姫路城の隣にある好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)を見に出かけました。 このとき、大塩駅で特急に乗り継いだのですが、それが阪神優勝のラッピング電車でした。 阪神電車の中でも2編成(各6両)しかない車両なので、今日は良い事あるかもと期待大です。 姫路城近くまで来た時、夜間にライトアップと水鏡のイベント「鏡花水月」が行われると知りました。 昼間は自由に入れるので、どのようなものかと見に行ってみましたが、風で波立って全然ダメ。 大きな池の方はだめでしたが、2m弱の四角い水盤の方は波立たず、良く写っていました。 様子が分かったので、まずは紅葉がみごとな好古園の方へ向かいました。 好古園の紅葉をライトアップ時間まで楽しみ、活水軒で夕食を取った後、姫路城に戻りました。 チケット売り場の人に様子を聞いたのですが、良く分からないが風は収まってきているとのこと。 最悪、小さい水盤の方で鏡花水月を楽しむことにして、入場しました。 ライトアップされた姫路城を見るのは初めてでしたが、闇夜にくっきりと浮かび上がってきれいです。 大きな池の方はどうかと見に行くと、多少波はありますが昼間とは雲泥の差。なんとか分かります。 月に見立てているのでしょう。黄色いバルーンが上げられ、一緒に写り込んでいました。 小さい水盤の方は見事な水鏡になっていて、きれいに姫路城が写り込んでいました。 ただ、小さいのでバルーンと一緒に撮るのは、手持ちの画角のレンズではちょっと無理でした。 十分にライトアップされた姫路城を楽しんだので帰ることにし、大手門を出ました。 そのとき、目に飛び込んできたのが大手前通りのイルミネーション。 白一色だった気がしたのですが、赤、黄、青等々。カラフルになっていました。 下記は抜粋したものです。秋の姫路城や隣の好古園の紅葉に関しては、こちらに掲載いたしました。 三の丸広場で行われていた「鏡花水月」の詳細は、こちらに掲載いたしました。 大手前通りから歩道を渡った所から、桜門橋越しの姫路城と大手門です。 来るのが少し遅かったこともあり、桜の木は落葉していましたが、イチョウの黄葉は残っていますね。 さて、鏡花水月の方はというと、小さな水盤の方はきれいな水鏡となっていました(左側)。 一方、大きな池の方はというと、風で波立っていてほとんど何だかわからない状態でした(右側)。 三の丸広場の外れにある紅葉は見事ですが、雲が多くて日が当たらず、くすんでしまいました。 さっさと下見は切り上げ、堀に沿って好古園に向かいました。 角の所から見たお堀と石垣です。右の写真で、中央右寄りに見えているのが大手門です。 好古園で紅葉を楽しみ、夕食を食べて出てくると、石垣がライトアップされていました。 上の写真とほぼ同じアングルで撮ったものですが、風が凪いでお堀に石垣が綺麗に写っていました。 このとき、ちょうど満月に近い月が石垣の上に見えていて、お堀にも写っているのに気付きました。 まさに、これから行こうとしている鏡花水月の水月を、お堀が水鏡となって見せてくれています。 昼間の三の丸広場と、夜に行われていた「鏡花水月」のイベント実施時の様子です。 お城のライトアップに加えて、イルミネーションも行われていました。 人工の池に写る姫路城、芝生のイルミネーションは水の流れでも表しているのでしょうか。 黄色いバルーンは月を表しているのかもしれませんね。2つあるのは変ですが.... なお、今日は満月に近い月(昨日が満月)が出ていますが、姫路城と方向が合いません。 さて、鏡花水月の方はというと、小さな水盤の方はきれいな水鏡となっていました(上段)。 大きい方は、多少波はありますが、風が少し凪いで、昼間よりは格段にきれいに写っていました(下段)。 ライトアップされているのは天守閣だけではなく、左手のカの櫓とワの櫓も同様です。 また、三の丸広場の縁を周る通路には、プロジェクションマッピングが行われてました。 左の写真で、幟の下辺りが薄っすらとオレンジ色になっている所に投影されています。 十分に鏡花水月を楽しんだので帰路につきましたが、大手門を出た所で足が止まってしまいました。 桜門橋から、ライトアップされた石垣の上に、ちょうど天守閣が乗って見えます。 橋の足元灯が電球色だったので、良いアクセントになっていました。 さらに先に進んで、対岸から桜門橋越しに撮ったのが右の写真で、チの櫓まで見えています。 |
冬の姫路城 [2008/1/1]
たまたま、正月に時間が取れたので、姫路城に出かけてみました。
こんな日に出かける人はそう多くないだろうと思っていたのですが、意に反して結構な人出でした。 姫路城を内堀の外から撮ったもので、左端が「桜門橋」で、右手が大手門と呼ばれている「桜門」です。 内堀の石垣越しに姫路城の大天守、小天守、チの櫓が見えています。 なお、桜門橋は発掘調査で出土した遺構を生かして、2007年(平成19年)に復元されたものです。 コンクリート造りですが、復元されて間もないため覆っている木が、真新しいですね。 また、桜門も比較的新しく、1938年(昭和13年)に建設されたもので、高麗門という形式で作られました。 往時は、橋を渡った所に小さめの桜門、その奥に桐の二門、ぐるっと回ると桐の一門があったそうです。 橋と複数の門、曲がった通路を組み合わせて侵入しにくくし、厳重な防御が行われていたようです。 大手門を入ると三の丸跡ですが、そこから撮った大手門(桜門)が上記の写真です。 高麗門というのは、扉を内側に開けたときに扉を雨から守るための控屋根を両側に取り付けた形式の門です。 門の裏側、左右に門の扉を雨から守る控屋根があるのが良く分かりますね。 <り一渡櫓 チの櫓 西小天守 大天守> . <カの櫓 ヌの櫓> 三の丸跡から見た天守閣方向とその左手のヌの櫓からカの櫓方向を撮ったものです。 見ての通り、正月早々から多くの人が訪れていました。 |
秋の好古園 [2023/11/28]
今年は暖かい日が続いていたのですが、そこから一気に冷え込んで、きれいな紅葉が見られそう。
ということで、姫路城の隣にある好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)を見に出かけました。 このとき、大塩駅で特急に乗り継いだのですが、それが阪神優勝のラッピング電車でした。 阪神電車の中でも2編成(各6両)しかない車両なので、今日は良い事あるかもと期待大です。 姫路城で行われているイベント「鏡花水月」の下見をして、好古園に向かいました。 好古園は、姫路城を借景に、姫路市政百周年を記念して平成4年に開園した池泉回遊式の日本庭園です。 武家屋敷跡や通路後などを活かした9つの趣の異なった庭園群で、その面積は約10,000坪になります。 入口でチケットを購入して入り、真っ直ぐに進むと最も広い「御屋敷の庭」の門に着きます。 その門越しに紅葉したモミジが目を引き、ほとんどの方が立ち止まって記念写真を撮っていました。 その先にあるのがレストランの「活水軒」で、その先に渡り廊下続いています。 この渡り廊下からは、小さな滝とそれを覆うように紅葉した木々が見られ、ここも人気があります。 廊下の先が「潮音斎」で、中秋の名月を愛でるための観庭台から雄滝と大池の眺めは壮観です。 ライトアップ目当ての方々がずらりと並んで、日が暮れるのをじっと待っていました。 潮音斎を出て庭を散策し、順路に従って苗の庭、流れに平庭、夏木の庭、松の庭とめぐり、 花の庭に立ち寄って、築山池泉の庭から竹の庭を周ってから引き返し、潮音斎に戻りました。 ここで日が暮れるのを待ちながら、渡り廊下と観庭台を行ったり来たりしていました。 とっぷり暮れてライトアップされた紅葉と滝の写真を撮りまくったのですが、半分はブレていました。 三脚が使用できないので一脚を使ったのですが、スローシャッターをブレなく撮るのは難しいです。 何とか写真を撮ることができましたので、活水軒で夕食(ついでに原酒飲み比べセットも)です。 窓際の席に案内いただけたので、窓越しにライトアップされた紅葉も堪能できました。 お腹も満たされたので、「鏡花水月」を見るために姫路城に向かいました。 下記は抜粋したものです。「好古園」の詳細は、こちらに掲載いたしました。 入口でチケットを購入して入り、真っ直ぐに進むと「御屋敷の庭」の門(左の写真)に着きます。 姫路藩主の下屋敷にあったこの庭は、姫山樹林を借景とした池泉回遊式庭園です。 門の奥に紅葉したモミジが見られ、来訪者のほとんどは、この場所で足を止め、写真を撮っていきます。 右の写真は活水軒の入口の方から門の方を見たもので、門の奥に見えていたのはこのモミジです。 活水軒の前を通って渡り廊下に出て、左手に見えるのが大池の方につながっている滝です(左)。 渡り廊下の先は潮音斎(ちょうおんさい)で、その観庭台から大池越しに紅葉と雄滝が見られます(右)。 ここは中秋の名月を愛でるために作られた庭で、人気の写真スポットです。 流れの平庭に入って直ぐの所に四阿(あずまや)「流翆亭」があり、靴を脱げば上がれます。 左の写真はその流翆亭(りゅうすいてい)越しに見た庭園で、ゆっくりと紅葉を楽しめます。 右の写真は流れが馬蹄形になった所で、そこにある黄葉したモミジに存在感がりました。 流れの平庭から夏木の庭へ入ると、紅葉したモミジの奥に、立派な藤棚があります。 藤の木もいく分黄葉していて、手前の紅葉との対比が綺麗でした。 その先に進むと大きな紅葉したモミジ(右の写真)があり、女性が自撮りで四苦八苦していました。 おそらく中国の方だと思いますが、モミジが大き過ぎて入りきらないよう。で、撮影してあげました。 その隣は「松の庭」で、その名の通り松の木が多い庭園で、そのため緑が多い庭になっています。 そして、所々に紅葉したドウダンツツジや背の低いモミジが色どりを添えていました。 松の庭から隣の「築山池泉(つきやまちせん)の庭」へ進むと、門を入った左手に四阿が見えます。 この四阿(あずまや)は茅葺きの「臨泉亭(りんせんてい)」で、日本庭園に趣を添えています。 その右手には紅葉したモミジが存在感を出し、日本庭園を華やかに彩っていました。 築山池泉の庭の隣は竹の庭で、この時期は竹林の中で咲くツワブキの黄色い花が目を引きます。 竹が中心の庭ですが、奥の一角にモミジが3本植えられていて、そこだけが紅葉していました。 ここまで、一通り園内を散策できたので、ライトアップされるまで潮音斎で待つことにしました。 <16:13> <16:13> 曇っていて薄暗かったのですが、突然、雲が切れて西日が差し始めました。 急いで潮音斎の観庭台に行くと、紅葉の上部に西日が射し、青空が見えていました。 <17:28> <17:35> その後、すっかり暗くなって照明に照らされた紅葉が、一段と鮮やかになってきました。 潮音斎の観庭台に行くと、ライトアップされた紅葉や滝の部分が浮かび上がって見事です。 ここは好古園で人気の写真スポットで、多くの人がずらりと座って、前が空くのを待っています。 私も空くのを待って写真を撮りましたが、納得のいったのが上記の写真です。 写真を撮り終えて、夕食のため活水軒で予約して、順番待ちとなりました。 諦める人とかもいたので、30分程で順番が回ってきたのはラッキーでした。 夕食が終わって御屋敷の庭の門まで戻ってきましたが、相変わらず門の所は人気です。 右の写真のように、ほとんどの方がここで記念写真を撮って行きます。 御屋敷の庭の白壁の塀もライトアップされていて、これはこれで風情があります。 好古園を後にして、姫路城三の丸広場で行われている「鏡花水月」を見に急ぎました。 |
護国神社(白鷺宮) [2015/7/20]
兵庫縣姫路護國神社が正式名称ですが、一時、白鷺宮(しらさぎのみや)と改称していた時期があります。 護國神社は、全国に52社あり、祖先や共同体に尽くした人々を神として祀っています。 同時に、子孫やその共同体を守ってくださるという古来日本人の宗教観、祖先感に根ざしたもので、 その伝統的習俗を基に、明治になって建立された神社です。 この護国神社は、内務大臣の創立許可を得て1938年(昭和13年)4月27日に、招魂社として竣工。 1939年4月1日に、内務省令に基づき、兵庫縣姫路護國神社に改称されました。 大手門から内堀沿いに東に進むと、護国神社が見えてきます。 その入り口鳥居横に昭和天皇の読まれた歌が書かれた立派な駒札が置かれていました。 奥の方に本殿が見え、本殿の中で祭事が行われているようでしたので、中には入りませんでした。 |