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カワセミの部屋


更新:2014/03/23

町田市にある「薬師池公園」、相模原市(神奈川県)と町田市(東京都)の境を流れる境川。
この二ヶ所で撮影したカワセミの写真が少したまりましたので、カワセミの部屋を開設する事にしました。
「薬師池公園」では、薬師池で魚を取るカワセミに出会えます。
境川の方は、NHKの「ダーウィンが来た!」で都会に住むカワセミとして紹介されたカワセミです。
といっても、撮影場所は小田急線の高架近くで、すぐ裏手は町田市の繁華街になっている所です。

どちらにも熱心なカワセミファンの方々がいて、500mm超の大きな望遠レンズで撮影されています。
私は、機動性重視なので、いつも使っている70−300mmのズームレンズでの撮影です。

カワセミ(Alcedo atthis)
<ブッポウソウ目・カワセミ科・カワセミ属>



水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴で、ヒスイ、渓流の宝石と呼ばれることもある。
全長は17cmほどでスズメよりも大きいが、くちばしが長いため、体はスズメほどの大きさしかない。
オスのくちばしは全体が黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる。
頭、頬、背中は青く、頭は鱗のような模様がある。喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色。足は赤い。
幼鳥は、全体に黒っぽく、光沢が少ない。また、脚も赤くなく、黒っぽい色をしている。

ヨーロッパ、アフリカ北部からインド、東南アジアにかけて分布し、いくつかの亜種に分かれている。
暖かい地方では定住するが、高緯度の寒い地方では冬には暖かい地域に移動する。
日本には、亜種カワセミ(Alcedo atthis bengalensis)が生息し、北海道以外では留鳥として通年で見られる。



薬師池公園のカワセミ


2011/8/17
この日初めて、薬師池公園で、薬師池の茶屋の付近でカワセミを見かけました。
薬師池の最初に見かけた対岸で、カワセミを追っている数人の方に出会いました。
この場所でカワセミをよく撮られているそうで、見ると紅葉の枝に止まっていました。


2011/8/17
この日、カワセミの動きが活発だったようで、よく餌を取りにダイブしていました。
なれないのと、アングル的に撮りにくいこともあって、戻ってきた所しか撮れませんでした。


2011/8/17
ビギナーズラックなのでしょうか、カワセミがペリット(pellet)を吐きだす所も撮れました。
ここのカワセミは、魚が主な食糧なのでしょう。ペリットの色は白い色をしていました。
魚が主な場合は、消化できない魚の骨や鱗がペリットになるので、白い色をしているそうです。

※ エビやカニを食べると、ペリットはアスタキサンチンの影響か色が付くそうです。


2011/10/10
この日もカワセミを見かけたのですが、枝に止まったきり、全く動きません。
近くにいた方に聞くと、この日はあまり活発に動いていないとのことでした。
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境川のカワセミ

NHKの「ダーウィンが来た!」で紹介されましたが、私も境川を渡るときに何度か見かけました。
ただ、薬師池公園のカワセミと比較すると、人慣れしていないのか、なかなか近づかせてくれません。
それでも、遠くには飛んでいかないので、待っているとそこそこ撮ることができました。

※ 境川は、意外と多くの生物(こちらを参照ください)が暮らしています。




2013/2/23
この日、別の写真を撮るつもりで、出かけたのですが、境川でカワセミを見かけて目的を変更しました。
そして、小一時間ねばって撮影したのですが、活発にダイブしてくれたので、何カットか撮影できました。
ただ、300mmだとやはり対岸は遠くて、対岸側にいるときの写真は小さく、拡大すると明瞭さにかけます。
ただ、動きが早いので、手前側では動きが追い切れず、動きのある写真は対岸側にいるときしか撮れませんでした。
上段が手前側(相模原市側)で、下段は対岸(町田市側)にいるときの写真です。

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カワセミのダイブ



お見事!小魚をキャッチ


残念! 取り逃がしました

2013/2/23
活発にダイブしてくれたので、なんとかその瞬間を撮影できました。
上段の写真は、うまく小魚を取れた時のものですが、下段のように失敗する事もありました。
まだ、動きに合わせ切れていませんので、多少、ピンボケ気味です。

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カワセミの幼鳥


2013/7/20
この日、カメラを持って町田の歯医者に出かけたのですが、期待通りカワセミに出会えました。
ただ、いつもと違い、川の中の岩の上に止まって、じっとしていました。
よく見ると、胸の橙色が黒ずんでおり、脚の色も赤くなく、黒っぽい色をしてます。
そう、今年巣立ったばかりの幼鳥だったんです。
無事に川にたどり着き、岩の上に止まって、親鳥が餌を運んで来てくれるのを待っていたのです。

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カワセミの給餌


2013/7/20
親鳥が大きな魚をくわえて戻ってきました。幼鳥がせがんでいますが、親鳥は無視。
次の瞬間、親鳥が別の岩に向かって飛び立つと、幼鳥も後を追います。
巣立った後は、簡単には餌を与えないようで、何かを教えているようでした。
移動先で魚をもらって飲み込んだ幼鳥ですが、大きすぎて魚の尾が口から覗いています。
完全に飲み込むまで、しばらくウングウングやっていました。




2013/7/20
この写真も幼鳥に給餌しているところです。直ぐには与えず、しばらく焦らすようにしてから与えます。
そして、給餌後、親鳥が、近くの水面にダイブするのです。
近くに魚がいるわけではなく、魚を取るためのダイブではありません。
幼鳥も一緒にダイブしそうな動きをしていましたので、ダイブの仕方を教えているのでしょうか。
ただ、それはちょっと考え過ぎ?
単なる食後(自分が食べるわけではありませんが)の水浴びなのかもしれません。

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親鳥のダイブ



2013/7/20
親鳥のダイブ(水浴び?)をうまく撮影できましたので、その部分のみ拡大してみました。
頭から突っ込んでいる所がうまく撮れています。こういう写真は珍しいかもしれません。





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