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城山湖、城山周辺 その他の生物



純揚水式の城山発電所建設にともなって誕生したのが人造湖の城山湖。
その城山湖を周回する散策路があり、その近くでは、いろいろな植物や野鳥、その他の生物が見られます。
ここでは、散策路や周辺を散策した際に見かけたその他の生物をまとめています。



ここでは、下記の野生生物を掲載しています。
クモ目
コガネグモ科(ヤマシロオニグモ)
城山湖、城山周辺のその他の生物
和名インデックス


ヤマシロオニグモ(Neoscona scylla)
<クモ目・クモ亜目・クモ下目・コガネグモ上科・コガネグモ科・ヒメオニグモ属>
 
コガネグモ科ヒメオニグモ属に属するクモの一種で、在来種。
日本ではほぼ全土に分布する。山野では極普通に見られるが、人為的な環境にはいない。
体長はオスで8〜10mm、メスで12〜15mmで、オスは一回り小さく、脚が長く見える。
頭胸部では、頭部が特に濃色で、腹部は前が幅広の卵形で、肩に突起はなく滑らか。
体色には変異が大きく、黄褐色のものが多いが、淡色のものから暗色のものまで多様である。
腹部の模様は、腹部中央から後方にかけて左右に波模様があって、内側が濃色になる。
淡色で全体にまだら模様になるもの、斑紋がほとんどないもの、全体に暗色になるものなどがある。
歩脚には、オニグモのような棘はほとんどない。
年一化性で、7月〜9月に成熟する。大柄な円網を垂直に張り、その中央にいることが多い。

2017/5/19
城山湖のダムの上を歩いているとき、遊歩道脇の葉に何かが止まっていました。
なんだろうと近づくと、クモと分かりました。脚のたたみ方からカニグモの仲間かと思いました。
後で調べてみると、見た目は似ているのですがカニグモに該当するものがありません。
仕方がないので、片っ端から調べていてヤマシロオニグモがこのような形になることが分かりました。
なお、この個体は腹部が大きくなっていないのでオスと思われます。
以前に見かけた個体(メス)とは、見た目も体形もかなり異なっていて、直ぐには分かりませんでした。









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